(旧)アートレポ

大地の芸術祭 後編

さて、またパラパラ写真をのっけるよん。 こんなかんじの果てしない緑の中を進み… 旗を見つけたら「近くに作品アルヨ」のしるし 素敵な喫煙所の横に 「10年前までおばあちゃんがひとりで暮らしていた 小野塚邸」。※うっかり外観撮り忘れました 空き家登録された家をリノベーションして、いまはコミュニティ空間になっています。 おばあちゃんが使っていたものはなるべくそのまま残しているんだって。草履もおばあちゃんの手作り。 山のはざまにいくつも小さな集落があって 今回の旅 一番の秘境にある かたくりの宿 秋山郷結東集落 小学校跡を温泉宿にしているそうな。 春~秋のみ営業。 「今この集落にいる子供は、○○ちゃん1人です。あとはみんな大人になってしまいました。」とありました。 かつての子供たちの写真。 みんな当たり前に大人になっただけなのに、この子たちがどっかにいっちゃったような寂しい気分。 プール跡  本間純「Melting Wall」 古井戸で、ぼうふらとおたまじゃくしがたくさん泳いでました。 霜鳥健二 「記憶-記録」足滝の人々 からの景色。 奥にある一方通行の橋、向こうからでっかいトラック来てびびった。 黎の家 使い古された道具たち。  1階はカフェになってます。 マウンテンパークからの景色 天上のバス あっ 電車くる! 一両!!!!!! 駅は4畳半くらいのキレイな小屋でした。 (名前がわからない) 古い家 生活の跡 たくさんのアコーディオンが壁にかかっていて、レバーを引くとどれかが鳴る。 なにやら有名らしいひまわり畑があるそうなので寄ってみた 全員 太陽を真逆のほう向いててわろた 反抗期… 1本の根から8本の杉が生える神聖な神社にある作品に向かっていると… すぐ隣の小学校に通っている女の子たちが、きゅうりと麦茶をごちそうしてくれました。 大地の芸術祭を見に来る観光客のために、もちまわりで待っていてくれるそうです。 キュウリ、凄くおいしかった。 こっちはまた別の神社。陶器の花がたくさん。 何にもないはずなのに白いフワフワが… だれか居たみたい。 いっぱい見過ぎて写真撮りきれてない&載せきれてないし時系列結構バラバラだし 見た景色の素晴らしさの1/100も伝えきれないけど 本当にたのしかった!! ありがとう~~~~~~~~~~~~~~!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 最後に、行ってみてわかったこと。 大地の芸術祭は、案内マップなしでは絶対に迷子になります。 さらにいうと 案内マップ持ってても迷子になります!     ↑のような黄色い看板を見つけて行けば大体見つかる…はずなんですが、 「エッ、マジでこの道でいいの?」っていう崖っぷちの山道を通ったり 「ずいぶん先まで来たけど…どこだよ!」作品までかなり距離があったり 「おかしいな?こっちって書いてあったのに・・・」マップがおおざっぱすぎて違う道に迷い込んだり 地図と方角割と得意な私でも迷子になったぜ >< 地理が苦手な人はバスツアーに参加するか、事前に回る場所を確認していったほうがいいですよん★

大地の芸術祭 前編

「大地の芸術祭」に初参加してきた。 エリアが広範囲なうえ、展示数もたくさんなので全部見るのはどんなにがんばっても 5日以上かかる模様。 フジロックの疲れを温泉で癒し、2日半レンタカーでぐるぐる。 超楽しかった~~~!!! 一番最初に見た作品。越後湯沢から十日町に向かう途中に発見。 かかしコンクールの受賞作品たち。 とり 地域一帯、家や納屋や倉庫の形がおもしろい。昔ながらの家が多いので、タイムスリップした気分。 念願のジェームズタレル作品「光の館」 天井のしかく。 天井が開くと、そのまま切り取られた空が見える。 ごうんごうん・・・ 四角い光があらわれて 空!!!! これはお風呂。夜ものすごくきれいだそうな。泊まりたいなぁ・・・ 作品看板にくっついてるスタンプをパスポートに押していく。オリエンテーリング! テントでおとうさんたちが出迎えてくれて、麦茶とおにぎりと魚沼産コシヒカリを頂く。激ウマでした 平日にもかかわらず、若い人はもちろん家族連れや壮年夫妻も多くみかけました。 こんなところにドッグラン!! しかも 「わんパーク」!!!!!!!!!!!! なんか写真暗いけど、天気には恵まれてずっと快晴!(写真に説得力ない…) まつだい メイン会場の農舞台!!!能じゃないよ!農!! 若手作家さんたちの部屋 ムサ美の卒展で見た子たちに再会! わらわら テーマは動物たちだそうで、たくさんの作家さんのどうぶつがいっぱい。 とら とけたなにか どろり たぶん犬 羊さんたくさん 好きに書いてよいお部屋 かいた! 塩田千春 「家の記憶」 大地の芸術祭は、廃校や空き家になってしまった古民家を会場としていて どどこも凄く味があって、そしてちょっとさみしい。 行ってみようかなって思ってる方、ガイドまでいかないけど「こんな感じ」っていう 現地の様子は教えられるので、声かけてくださ~い。 また後編もかく~~

三瀬さん長沢さん川内さん

三瀬夏之介「空虚五度」@新宿高島屋 山形で育った三瀬さんの絵には、おっきくてまぁるくて雪深い、険しい山がたくさん出てくる。 太古の昔から、山には目に見えない大きな何かが棲んでいて、それはいつでも人のそばにいるし、 しかし決して近づくことはできない。 ※知ってたはずなのに大勘違い。三瀬さんは奈良出身。東北芸術工科大学の先生です。 ふわぁぁぁぁっとする。「もうひとつの時間」を視る。絵から離れるほど奥行きが気持ちいい。 天井高の関係か、目線より下気味に作品がかけられていたけど、三瀬さんの絵は「見上げたい」なぁ。 長沢明 @ GALLERIA GRAFICA TOKYO どうしても会いたいくじらがいたので、何度行っても慣れない街・銀座に飛び込む。 長沢さんのくじら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! たまらん!!!!!! でーーーーっかいのも小さいのも雄大で強くて優しかった。 また会いたい…てかうちに連れて帰りたい…お、おかね… 川内倫子展@東京都写真美術館 行った方も多いと思いますが、本当に素晴らしい展示でした。 写美の企画展、うーーん…ってものが多くてあんまり行ってなかったんだけど、 これはほんとに素晴らしかった。 倫子さんは「ほんとうにうつくしいもの」のぬくもりをちゃんと知っていて、 それを閉じ込める魔法まで使える方。 写真も映像も、ほんの一瞬を切り取るただの媒体だけど、 そこには地球があって、自然があって、いきものがいて、だれかがいて、わたしがいて、息をしてる。 気づいたら泣いてましたとさ。素晴らしい時間をありがとうございました。 ほかにも行ったけどまたこんど~

写真・彫刻

そういえば書いてなかった、ってやつを一応追加…memoがわりなもので…。 報道写真とデザインの父 名取洋之助展@日比谷図書館 写真アート友達に誘われていってきました。 戦前から前衛的なデザイン雑誌を立ち上げ、多くの写真家やデザイナーを見出し育てた方。 木村伊兵衛やら土門拳やら亀倉雄策やらありえないメンツの当時の作品が展示されてましたが 名取氏自身の写真が一番よかった! もともと写真を志してたわけじゃなく、食いぶちに困ってグラフ誌に投稿してたってのが凄い。 にしても、父実業家・祖父財閥・高輪出身・慶應中退・・・「血」と「生い立ち」の強さを認めざるをえません… 清水 晃・吉野辰海展@埼玉県立近代美術館 「犬」がつく展示だったので行ってきました。双方よく知らない方でしたが 吉野さんの作品は迫力あってユーモアあってちょっとブラックで私ごのみ!! 平日だったのでほぼ貸切状態でどっぷり浸かることができました。 また犬さんに会いたいです。

上野の森美術館で日本画

三瀬さんの絵で夏のパワーもらおう!!!!と上野へ。 東山魁夷記念 日経日本画大賞展 大賞は鴻池 朋子さんと濱田樹里さんだそうな。鴻池さんの絵柄は好みじゃないんだけど、 迫力がマジ凄い。クオリティ凄い。勝てる気がしねぇ。※絵はまったく描けません 三瀬 夏之介 《山ツツジを探して》 ああやっぱり三瀬さんだーーーーーーー!!!ウルウル。 ほんとに好きな絵って、見てるだけでなんか嬉しくなるよね。 色々活動されている方だし、たぶん知名度は鴻池さんと同じか、ちょっと上かしら。 お客さんも三瀬さん目当ての方が多かったとおもう。 そういえば、他の展示品も大きいものばかりで、この絵ですら「普通サイズ」に感じたのが面白かった。 牛嶋 直子 《lighthouse》 写真にしかみえない。それも超いい写真。でも絵。凄く気に入ってしまった。 ほかの作品も見たいってかどこかで見たはずなんだけど…どこだっけか。 神戸 智行 《ハナカスミ》 こないだの佐藤美術館でも大感激した神戸さん、出品してるの知らなかった>< しかも三瀬さんの隣ーー!!!!!テンション↑↑↑ 淺井 裕介 《泥絵・素足の大地》 MOT常設展で特集っぽくなってたのは知ってたけど、素敵!! 日本画の作家さんは40代でもやっと新人、みたいな厳しい世界(想像)だけど、 この絵は若いなりの躍動感とキラキラ感があって全然見劣りしてなかった。 泥で描いてるってとこもまたキラキラやねぇ! 長沢 明 《The Sea Mountain》 まさかここで再会できると思ってなかった長沢さんの絵が三瀬&神戸ルームに!!!! ほんと素敵だ!!!泣く!!!!しかもくじら!!!!!!! ネットで調べてもそこまで情報がなくて、でもほんとに大好きなので追っかけたい。 この絵も3メートルくらいあって超でっかいんだよ!買いたいなぁ。部屋に入らないけど。 いくらするんだろ・・・ 町田 久美 《山》 この方の絵も好き。イラストっぽいタッチに見えるけど、原画がほんとに美しくて素晴らしい絵画。 束芋さん的なブラック感が好きです。 ゆっくり見ても1時間強でほんとにジャスト規模!の展示でした。 これくらいなら1個1個大事に見れるし、頭に入れておけるもんね。 というわけで充電できたので、ボストン美展は今度!!・・・行けるかなぁ。

Chim↑Pomキュレーション「ひっくりかえる」展

ひっくりかえる展@ワタリウム美術館 最近趣味ブログさぼりがち・・・ 現代アーター会の3人でワタリウム美術館に行ってきました。 Chim↑Pomキュレーション。面白かった。写真OKだったので撮ってきたよ。 有名なスーパーラットさん。 これまた有名な岡本太郎×原発の実際の絵。 設置している様子のビデオ。 ワタリウムビルの中を炎上させて作ったどでかい非常口の図。 「ぶっこわせ!!!!!!」 って声が聞こえてくる作品ばかり。 ニヤニヤした。 勢いがあって、筋も通ってて、でも壮大なバカで、なのに凄い真面目で、素直にかっこいい。 これがアートかどうかとか話すだけムダだ。彼等の信念とパワーを応援したくなったよ! 渋谷に移動してアーター会飲み。語りに語って笑ってしゃべって5時間強。 いつも盛り上がりすぎてしまう。またお願いします。

ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー

これまたちょっと前ですがドライブしながら水戸芸術館!! またもや何の前知識もないまま突入!! 水戸芸術館は毎回企画も面白いし、なにより宣伝ポスターのクオリティが超高いのよねぇ!! ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー展 写真撮影がOKだったのでばちばちとりました!カラフル! ねっころんで見上げると こんなかんじ! いろんな国の、いろんな職業の人を持ち上げる企画!! 犬も!! きれいだったーー! 涙の結晶を顕微鏡でみるのもよかった。 閉館ギリギリでとってもすいてて、ゆっくりみられました~~~ あいにくの雨で水戸観光できなかったのは残念><

冬の展示めぐり2

写真をどこまで載せようか悩む・・・ 五美大卒展@国立新美 big(170cmくらい)ボールペンの芯!!! 所沢ビエンナーレでであった山本 麻璃絵 さんの作品が見たくて行ってきました。 なんつうシンプルな思い切りのいい作品…3/8まで、新作が六本木ツタヤ前にあるらしいす! すごいそっくり。 巨大卒展で、数百という大量の作品群。時間も体力も足りずみきれなかった>< 印象に残ったものを写メったので、いくつか↓。 巨大折り紙 どうぶつ。 謎。 ジャクソンポロック展@東京国立近代美術館 作品数が少ないこともあり超高値になっているポロック展です。後期のが好きです。 歴史の浅いアメリカにおいて初めて名を馳せた現代美術画家・・・だそうです。(もっと勉強せねば・・・) 内容はともかく、私はどうもここの美術館があんまり好きじゃない。 「空間による演出効果」が薄いというか…文化村もおなじく。天井の低さのせいかな。

冬の展示めぐり1

ずいぶん貯めてしまった。memoがわりにまとめて。 泉太郎キュレーション展「有袋類|Marsupials」@西日暮里TALION GALLERY HIROMI YOSHIIが作った新ギャラリーだそうで、泉太郎が考えたテーマや決まりに沿って 色んな作家さんが作品を作り、その作品同志の「こども」を泉氏がつくる、っていう…相変わらず 「その目で見ないとわからない」展示!今のところ他で展示する予定はないそうなので行けてよかった。 山口晃「望郷」@メゾンエルメス 会期中少しづつ完成に近づいていく「望郷」を見に2回ほど足を運んでみました。 うれしいのは、氏が犬派と思われること!猫も出てくるけど 山口さんが自身を描くとき、たいがい傍にずんぐりとした日本犬がいるのです。うふふ~ ザ・タワー 都市と塔のものがたり@江戸東京博物館 太陽の塔の「顔」が来てると聞いてこの企画展に行ったんですが、なんと「顔」は常設に居ました。 勘違い~。エッフェル塔構想案がぶっとんでて面白かった。 石子順造的世界@府中市美術館 「ねじ式」の原画が見られる!!!!!と聞いて駆け込んできました。 あれ、ロビーに人だかり・・・と思ったらなんと横尾忠則氏が公開制作してらして、 衰えを知らないパワフルさで絵筆をにぎっておりました。この目で拝めてよかった… 池田龍雄さんの作品も一点あって、たった一点なのに存在感と質の高さに震えた。 青森県立美術館コレクション展「北の異才彩たち」@PARCO MUSEUM グロくて暗い工藤哲巳の作品も良かったし、奈良美智の原画のきれいさを改めて知ることができたし、 小さなスペースながらとても豪華でした。 そしてやっぱり鈴木理策の写真に感動。すきとおって、深くて、暖かい「白」がきれいでウルウル。 あんな青森いかなくちゃ。待ってろっ! 寒さは敵であり、冬も敵なので、つらくてあんまり行けなかった。 まぁ、無理していくもんじゃないからいいんだけど。

いまさら所沢ビエンナーレ「引込線」

毎日とても寒い…ので、2011.9.15の暑~い日に行った展示の写真をひっぱりだす。   所沢ビエンナーレ2011 引込線素敵なチラシ&タムラサトル氏も出展していると聞いて行ってみました。  航空公園駅からバス10分+徒歩7分・・・  こんなのどかな道をゆきまして  先に第2会場 旧所沢市立第2学校給食センターへ。  平日の朝イチを狙ったおかげでだれもいませんが・・・ おじゃまします。 入っちゃいけないところへ潜入してる気分。  いりぐち。 中はこんな!萌え!沢山のアーティストさんが出展していて覚えきれなかったので、印象深い&面白かったのを記録。 中崎透 のインスタレーション ごちゃごちゃ。   なつかしい給食用具で作られた要塞。 迷路みたいになってて  ちょっとのぞくと、だれかの声が話しかけてくるの。 階段の暗さと、空の青とのコントラスト!  2階廊下 絵がびっしり。  2階の一室   見下ろすとこんなかんじ 外の倉庫。 作品じゃないけど、蛇口。    移動~~ ド田舎風景がまた夏っぽくて旅気分。   バス停近くのスーパー裏。従業員休憩スペースだとおもう。椅子に統一性がない。 駅寄りにある、第1会場 旧並木東小学校へ。  ぼけてる(;;)  ポストなんだけど、??でっかいんだけど、ポストじゃない! くそ暑い中、山本麻璃絵さんが公開制作してらした。グラインダー?で木くずが凄いらしく完全武装!!かっこよい。 作品集ファイル見たらとーーーっても素敵で一目ボレ。全部木彫り!!また見たい。 体育館へ入ります。  伊藤誠さんご本人なのかな?さわやかなお兄さんに「つけてみませんか?」と言って頂いた。…丁寧にお断りしてしまった。こういう時「ぜひ!」って言える人間になりたい。   2階部分。子供の時、ここにあがれるのはよほど特別なイベントで特別な係になった人だけで、よくわかんないけど憧れたなー。 大人になっちゃえば、なんてことないんだけどね。 タムラサトル氏超大型フラッグ。5分おきくらいにぐるんぐるん回る。で、止まる。それだけ!やはり期待を裏切らない無限マシーン。   これはたぶん・・・作品じゃない。とおもったら  作品でした。 橋本聡氏  これも! ステージ袖に入ると  ぼよーん     全体はこんなふんいき。カオス!シュール!(いい意味で) ひといき。     夏終わっちゃう 最後にプールだったところ。   錆びてる。 はだしで走ったら絶対転んで流血しそうなコンクリート。  「作品名と作家」のパネルがあるのに、作品が見つからず右往左往したら  これだった。ナチュラルすぎて気づかなかった(;;) 「作家主導による手作りの展覧会」というコンセプトも、給食工場や体育館を利用する試みもよかった。全部無料だしとってもお得なんだけど、なんだかもうひとつ物足りない気分。 所沢に人を集めるのは大変かもしれないけど、せっかく2年に一度なんだし、もう少しイベント感が出てたらな、と。ネットで美術系のページみてもあんまり情報が載ってなくて、知らない人もたくさんいたんじゃないかな。会期を短くして来場者を集中させるとか、いっそ入場料をとって中身を濃くしたり、あ、記念グッズとかあったら買いたいな。 逆に、都内ギャラリーみたいな商売っけがないところは良いところでした!2年後が楽しみです。 (えらそうにすみません)

彫刻の森美術館

山本基 しろきもりへ@箱根彫刻の森美術館 チラシからにじみ出る空気がとてもよかったので、これ目当てに箱根へ。 彫刻によくある、筋肉隆々のやつってどうも好きじゃないんだけど、 ヘンリームーアとか、これとかは好き。 凄くすいててのーーんびり。 きらきら きらきら!中に入って登れる! ※但し子供に限る これも中入って登れる!! ※やはり子供に限る 「わんぱく代表」みたいな男の子が走り回ってて、お父さんとお母さんと妹が無言で待ってた。 ごめん、言っちゃいけないとわかってるけどほんとごめん、ガンツ! 足湯があったんだけど、その前の塔を上ると こんな世界!途中まで上ったけど怖くて屋上までたどり着けず。 みみずく。 肝心の企画展は…あんまりだった>< ざんねん。 作家さんは好きなので、今後の展示に期待。  ※個人の感想です

メタボリズムの未来都市展@森美

メタボリズムの未来都市展@森美 はてさて「今回はスルーかなぁ…」と思っていた展示でしたがいつもギロッポンに誘ってくれる Kei姉さまのお誘いで行ってまいりました。 結果… おもしろい!!!!!!!!! です。いわゆるアートとはまた別の世界。 鉄腕アトムが放送されて、SF映画がつくられた時代、誰もが憧れた「素晴らしい未来図」がたくさん。 昭和独特のエネルギーがひしひしと伝わってきて、なんだかうらやましくなってしまう。 現存してる建築物は行きたいな。一番身近なのは都庁&代々木国立競技場、国立新美あたり?? 展示冒頭の広島ピースセンター写真カッコエェ!と思ったら撮影:石元泰博。さすが。 ってか建築家って人間じゃないよ絶対!。あんな仕事、人生何回やりなおしてもできる気がしない。笑

横トリmemo

スイマセン、写真がないッス。。。 横浜トリエンナーレ 当初行く予定だった日があの台風で行けず、10月半ばに行ってきました。 今回で3回目の横トリ。ネットで見かける評判は毎回「…・。」ですが値段を考えれば十分満足。 あれだけの作品を一気にみれることもないしね。 とはいえ、むりくりガツガツ集めました!って感じに見えてしまったり、 本来すごくいい作品を作る人なのに、置いてあるものや展示方法がビミョウだったりすると残念。そんな中でもいい作品もちゃんとあって楽しめました。 【memo】 冨井 大裕(画鋲) トビアス・レーベルガー(ランプいっぱい) 岩崎貴宏(髪の毛ホコリ) カールステンニコライ(霧シュワー) デワール&ジッケル(カバ) 泉太郎(大好き!) イエッペハイン(霧シュワー2) 工藤 哲巳(やっとみれた) 八木 良太(テープのかたまり) ・・・また思い出したら書こう。 しかし、トレモロイドひろぽん曰く黄金町が一番面白かったっていうから あっちも行けばよかったなぁ。時間なかったぁぁぁorz

アールブリュットジャポネ、石川直樹

アールブリュットジャポネ@新潟市美術館 埼玉県美で見て感激した展示の巡回がちょうど新潟であったので、佐渡ついでに行ってきました。 やっぱいいわーー!おもしろかった!! 端的にいえば、障害のある方の作品を集めて開催されたフランスでの企画を逆輸入した展示。 彼らの芸術を、もっと芸術たるものとして広めて、自立支援にもつなげよう!って意味もあるのだけど、 そういうの知らなくても興味なくても、作品たちがとにかくぶっとんでて、ポップで、ダークで面白い。 作家紹介文や映像から、主催の方が凄く愛情をこめて作家と作品を扱っていることも伝わるし、 ほくほくできます。もっともっといろんなところに巡回してほしかったな。 石川直樹「8848」@スカイザバスハウス エベレスト登頂の冒険家兄さん。かっこいーわーー。 その高度と気温でどうやってカメラ維持してるんだろ。 ずっと行きたかった“ex.銭湯”バスハウスは素敵な空間だったけど、写真の展示ってやっぱ難しいんだな。 いい写真ばかりなのに、どうにも気になってしまう・・・。どうか極力パネルが反射しない方法で 展示してほしいです(涙) そういうのは、私は全然詳しくないのだけど、写美3階でよくやってる「ライトボックス」?あれ高いのかなぁ。 ライトボックスで見たいな。 モダンアートアメリカン@国立新美 そういえば、近代画って西洋画ばっかりで、アメリカの歴史はあんまり知らなかった。 印象派から始まり、西洋の影響を受けてだんだん抽象芸術に目覚めていく歴史がみてとれます。 アメリカならではの黒人解放の動きや、黒人画家さんの動きもわかりました。 ↑グランマモーゼスが一点あったのでピックアップ。 ロスコも少しあった! 8~9月はあんまり展示にいってないので、あとは所沢ビエンナーレくらい。

清澄いつものmemo

暑い!そういえば大好きな泉太郎の展示がやってるじゃないか、 というわけで清澄白河の、いつものビルへ。 泉太郎「ヤブ医者/髭の中」@スプラウトキュレーション ヒロミヨシイのやつは終わってたので、スプラウトのみ。 あーもー。どうしてこんなにおもしろいんだーーもーー! こんなに面白いのに、その面白さを口で説明するのはほぼ無理。 …という訳で横トリもMOTも早く行かねば。 「ふたつの太陽」@SHUGO ARTS ボリス・ミハイロフ、森村泰昌、中平卓馬、戸谷成雄、米田知子、イケムラレイコ …みなさんさすがの個性。 平田実 + 彦坂尚嘉 + 石田尚志 + 荒川医 展@タカイシイギャラリー 小さいギャラリーの場合、作品の横にタイトルなんていちいち書いてないから、 グループ展だとどれが誰の何の作品なのかわからないことが多い。 しかし残念ながらオサレなギャラリースタッフさんが見張って(座って)いる受付にしか 「作品&プライス表」がないので、それを確認するのはすごく緊張する。 できれば入口あたりに作品ひょうだけでも貼っておいて欲しいんだけど、どうかしら。 町田久美@キドプレス 新作集。こちらのギャラリーは1坪しかないので、一人で入っても、先客がいても緊張する。笑 小ぶりな作品がメインの作家さんが展示をするにはちょうどいいサイズ感。 町田さん好きなので版画ほしいなーと思うのだけど、小さいのでも10万近く。 いつか買えたらいいな。 サイトウマコト「蜜が蜂を呼ぶように」@小山登美夫ギャラリー 写真じゃないです。 テーマはエロいんだけど、それを感じさせないドットの緻密さと絵具の艶やかさは、 実際に作品を見ないとわからなかったとおもう。 ってか、何度もこのビルに行ってる癖に、7階のここに入ったのは初。 いつも6階で降りて、階段で上ってもな~んにもなくて、あれ??っていう動作を繰り返してた。笑 この日も階段で行き詰まった。…エレベーターでしか行けないなんて知らなかったもん   篠山紀信「朝吹真理子」@hiromiyoshii 女性の写真。ダンサーの方??と思ったら同い年の作家さんだった。びっくり。 その顔立ちと「真理子さん」という名前が凄くしっくりきた。しのやまきしん。   丹羽良徳「共同体の捜索、もしくはその逃亡劇」@Ai Kowada Gallery  原発やめろデモを逆流するビデオ、コンビニで買い物するビデオ、 「資本主義に負けないぞ!」的な文句のスライドがピカピカ。 311以降の社会について、だそうです。ほかの作品も見てみたい。 帰ってきて溜まってたチラシ整頓。 展示のチラシは、それ自体が完璧な作品!ってくらい素晴らしいデザインばかり。 すっかりお気に入りファイルがパンパンです。 篠山紀信「朝吹真理子」@hiromiyoshii

MOTと近美とうんぬん

フレデリック・バック展@現美 どこぞのじーさん?!ってくらいの知識で行ってみたらほんと素敵な世界で濃い内容でした。 ボリュームたっぷりすぎて時間なくなって常設が見れず。またね。 パウル・クレー展@国立近美 甘く見てたよ!!平日の朝イチでかけこんだのに結構な混雑。 若干テンション下がったけど、内容が素敵すぎたので持ち直す!天才すぎるだろクレー! 常設展がガラガラですいてたので、休憩室から皇居を眺めてのんびりして帰りました。 ANDO COLLECTION@ANDO GALLERY 船越桂のもあるということで。 ショナトレスコットがほんと素敵。絵のマジック! 外観。すぽーーんとぬけてる。

アンフォルメル?

アンフォルメルとは何か?@ブリジストン美術館 最近好きなデュビュフェ作品がいくつか見られるそうなので行ってきたっ! 抽象美術の流れをわかりやすく説明して作品展示されていて色々勉強になりました。 シュルレアリスム、キュビズム、フォービズム、なんじゃそりゃ?なところからスタートして、 今も全然詳しくないですが、点と点、作品と作品がつながると面白さが増すね。 これからもうちょっと勉強していきたいなぁ。 いい作品たくさんあった。 震災の影響で、海外から借りる予定だったのが殆どダメになっちゃったらしく 日本全国から精鋭を集めてきたようですが、十分面白かったです! 松尾高弘 インタラクティブアート展@ポーラミュージアムアネックス ARATANIURANOの帰り道に。 きれいだったーーーぁ。

廣村正彰、タムラサトル、加藤泉

廣村正彰 junglin’@池袋西武ギャラリー 面白かったです。真っ暗な部屋の中に浮かび上がる「しなもの」と「動作」と「色」 映像がきれいで、新しい視点を楽しむ。満喫。 タムラサトル Aマシーン@Takuro Someya Contemporary Art すきすきタムラさん!!シュールすぎる!色々ツッコみたい!!! ちなみに↑の作品は「ハートマシーン」です。 チェーンがぐるぐるまわるだけ。それだけ! 加藤泉@ARATANIURANO がああああああん ずっとずっとずーーっと女性だと思っていたら男性作家さんだった。 超勘違い。ショックだ。繊細でかわいらしくて毒があって、作品は女性そのものじゃないか。 ともあれ、ずっと行きたかったアラタニウラノに行けてうれしい。

ジパング展と、川村記念と、ニコンサロン

ZIPANGU展@日本橋高島屋 山口晃と三瀬夏之助と会田誠と池田学とか。ジャパンアート代表さんたち。 かなり若手さんもちらほら。 初めて見た中で好きだったのは、南条嘉穀(なんじょうよしたか)。 白がめっちゃきれいでした。白って大事。写真でもなんでも、すごくだいじ。 コレクション展示@DIC川村記念美術館 父と母を乗せて車の運転練習がてら行ってきました。 相変わらず素敵な庭園で、素敵な空間。 ロスコルームで癒され、ステラで刺激を受け、デュビュフェ&マグリットでフフフッとなった。 というか何度行ってもつっこみたくなります。なんだその国立美レベルのコレクション! どんだけ!! 『夜になるまえに』安藤 広樹@新宿ニコンサロン たぶん写真は悪くない。プリントがよくないんじゃないかしら。 WEB映えするタイプかなー。   『FLAME』泉大悟@新宿ニコンサロンbis モノクロ!写真のことはよくわかんないけどうまいと思う。 ギラッとした質感が、リアルであり非現実っぽくもあり。結構好き。 …しかし、カメラメーカーのサロン展示ってなんで微妙なのが多いのかなぁ。   空間づくりも大事だと思うんだけど。 ※全体的に敬称略。すみません。

フェルメールに群がる大衆のうちの一人。

フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展@渋谷Bunkamura 人が凄かった。私は「人ごみ」というインスタレーションを見に行ったのかもしれない。 内容は良かったのだけどなにしろ凄くて。日を選ばなきゃいけなかったわ。 フェルメール美しかった。また来てね。 倉俣史朗とエットレ・ソットサス展@21_21DESIGN SIGHT 会期が延びてくれたので間に合いました。シンプルな構成。 うーん普通に面白いけど、ちょっと前の21_21展示の濃いイメージと比べるとちょっと寂しい。 ここに限らず、震災の影響で展示関係の皆様はほんと大変そうですが次回に期待! Be Alive!コレクション展@原美術館 ずっといきたかった原美。超高級住宅街の元邸宅だそうです。 こないだG-Tokyoで見かけた面子、ザ・ジャパニーズ現代美術!なコレクション。 一般人には金銭的にもサイズ的にも手が出ない&癖の強い作品ばっかり。ばっかり・・・ 加藤泉とか やなぎみわとか、 束芋とか、須田悦弘とか、ウイリアムケントリッジとか、宮島達男とか、名和晃平とか、アラーキーとか、奈良さんとか、ピピロッティリストとか。 展示スペースは思ってたより小ぶりだけど、あの建物と環境がたまらないね。 ライブとかイベントやってるときにまた行きたい。

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