ベルリン・ワーホリ
帰国してしまった あっさりワーホリ終了の巻
はい。帰国してもうすぐ一ヶ月になります。 ここまでの経緯を色々書きたいとずっと思っていたものの、帰国後の引越しやら仕事で文字通りドタバタ、そして「多少落ち着いてから振り返ったほうがまとめやすいかも」って気持ちも多少あったのでようやくの更新です。 さて。遡ること今年の7月。 ドイツでの日々はとても楽しかったものの「はて次は何に向かっていこうか」と考えはじめました。 「ワーホリビザが切れる直前に動き出してもそうそう仕事は見つからない」 とみんなから聞いていたのでまずはドイツ国内の日系企業を中心に仕事を斡旋してくれる人材紹介会社に登録。 ただ語学スキル&経験がないとなかなか厳しいことはわかっていたのであまり期待はせず、あくまで情報収集、あればラッキーくらいのつもりでした。 これはどんな国でも同じだけど、大卒じゃないと応募できる企業がかなり絞られてしまって、行かなかった私はここへきて初めて「いっとけばよかった…」という気持ちになりました。 まぁヨーロッパは日本よりずっとシビアな世界なのでただ大学出てればいいってこともなくちゃんとその仕事の分野に関係した学部卒&成績表まで提出しないといけなかったりするのですが。 予想通り、応募できそうな仕事はほとんどない。 が!!! ゼロではなかった。 ドイツじゃないけど、外資系で日本人を相手にしてるような会社にちらほら可能性のある求人を見つけ、Skype面接もしてみました。オファーを頂けた会社も(奇跡的に)ありました。 ただ…どうにも決心がつかなかったんです。 まだワーホリビザは半年も残っていたし、勉強も(旅行も)したかったし、もう少し粘ってドイツの仕事がないかチャンスを伺ってみよう、と一旦保留に。 (余談ですが、ベルリンって首都なのに大きな産業や会社、工場がなく、仕事がなかなかない。 ベルリンで働けるのが一番の理想でしたが、それは最初から諦めてました…) そこで… アルバイトが決まったのです! もともと「語学留学&旅行」が目的だったのでジャパレス(日系レストラン)バイトはまったく視野に入れてなかったんですが、知り合いづてにとあるお店の方に出会い、数ヶ月だけでもいいからということで、経験のために始めることにしました。 するとどうでしょう… ドイツ語力(特にリスニング)けっこう上がった…!!! そして… 自分の不器用さに徹底的にへこんだ… 飲食店バイト… 十代の頃はよくやってましたが、その当時から全然向いてないのわかってたんです… 思い返してみても同僚とお客さんに迷惑かけた思い出しかなくて…若干トラウマでした… (その後やったスーパーのレジは超得意業務だった) じゃあなんで始めたのかって… ・こんな機会でもなければ飲食店ではもう働かないだろう。 ・あのときの苦手意識、今なら乗り越えられるかもしれない ・おこづかい入るじゃん ・日本食(まかない)食えるじゃん! …ええっと、まぁ、純で不純な動機ですね。 結果、仕事そのもののきつさ(どう考えても割に合わない)、自分のキャパの狭さと不器用さ、そして圧倒的語学力不足でヨレヨレになりながらも、良い同僚に恵まれて楽しく働くことができました。 言葉の壁には最後まで苦労しっぱなしだったけれど、ベルリンのお客さんは多国籍&英語が達者なので なんとか切り抜けてこれたなぁ…(この場を借りて)皆様、ありがとうございました。 しかし… そこへ、更なる大きな壁がやってきたのです。 それは… 冬! 9月までは、おだやかでカラッとしてて、日が長くて素晴らしい気候だったベルリン。 それが10月に入って突然どんより曇りだし、雨も多く10度以下の日々が続くようになったのです。 東京なら真冬の気温。でも、ドイツ人は言うのです。 「秋が来たね…」 私は思いました。 「… 帰りたい。」 ちょうど同じ頃、もともと運営面で問題だらけだったバイト先の方針に耐えられなくなっていたこともあり 気づけば私はパソコンを前に求職活動を再開していたのでした。 そして… Read more…