スイス・チューリッヒでMANIFESTA 2

さて翌朝。 チューリヒ大学近くのギムナジウム(頭いい人だけ入れる中・高一貫校みたいなところ)に向かう わんわ わんわ あったあった 作品が見つからず迷う。入り口のサインはいいんだけど、入ってからどこを見ればいいのかわからない作品が多くて困る。 みつけた。 続いてチューリッヒ大学へ。関連展示として学生とアーティストのコラボ作品展がやってます。 全然左じゃなかったよ…迷ったよ… かっこいい大学 ここは入場自由でした。 永遠にありつけることのない骨を追い続ける犬…労働者とは… 「君ならできるよ!」「キャリアになるよ!」という言葉にのせられ仕事の責任がどんどん重くなり、 一日中働き通し、ついには家族との関係に亀裂が入ってしまうシチュエーションドラマを、実際の企業のカフェテリアで実際の従業員が即興で演じる作品。作家さんの名前失念。 続いてすぐちかくの病院。 普通に患者さんとかお医者さんとかお見舞いの人がいるなかで、一人アジア人…かなり浮いてた… 作品はこの2つ。 さて、実際のスイスの水事情。キオスクや駅で買うと500mlが3ユーロ以上しますが、スーパーなら1リットルを1ユーロで買えるのでそこまで困りませんでした。「水」だけに関してはそこまで心配しなくてよし。 続いて葬儀場へ向かいます 子供たちが作品を見に来てました。 続いて別の病院 作家の心電図やエコー画像コピーが積まれていて、自由にもらえるようになっている作品でした。 トラムの中の注意書き。演奏とタバコ不可はわかるけど、のこぎりは一体… 座り防止 ボートの港へ。 造船所(でいいのかな)にも作品。 ドキドキして入る。普通に入れてもらえた。 作業場めっちゃかっこえええええ 普段入れないであろう場所なので楽しかった 疲れた…と歩いていると素敵な教会を見つける。 入れた。とても静かで厳かでよい空間だった。キリストのことはよくわからないけれど、休まる場所なのは間違いない。 続いて高級時計屋さんへ。明らかに客ではない格好の私でしたが、店員さんはとっても優しく出迎えてくれました。 さすがです… 下は工房兼修理所になっていて、受付のためのホールに作品が。 小さな小さな時計のハグルマからはじまり どんどん大きなものを動かし映像を流すもの。 デパートらしいところへ入ってみるけれど、大体の商品はドイツで買えるし安いのでさらっと眺めて終わる。 LUSHの隣にマック。においがうつりそう… あれ!こんなところに作品?!と思ったら洋服屋さんのアニメーションディスプレイだった。よく似てる。 また中央駅 地下で買い物。 気になるおもちゃ発見 すごい人 電車かっこいい レトロさんもかっこいい インフォメーションセンターのあるホールにニキ・ド・サンファルの作品が! また大学方面へ。 テラスでライブがあるみたいなので来てみた。夜9時半開始らしいけど、あれ…過ぎてる… 人も集まってきたので待つ 女子二人の打ち込み&ギター&歌ノイズ系バンド。かっこよい。 Read more…

スイス・チューリッヒでMANIFESTA 1

※当時の記事が消えてしまっていた為、復旧させました (2022年1月8日追記) 2年に一度ヨーロッパで開催される現代アートフェスティバルマニフェスタめがけてチューリッヒへ。 マニフェスタは毎回開催地が変わる特殊なイベントなんだけど、前回はロシアのサンクトペテルブルクでした。多分ロシアの方が物価も安くて行きやすかっただろうな…なんで今回スイスなんだ…とかなんとか文句もありつつ、超貧乏低予算で楽しんできました。 出発直前、一緒に住んでいる大家さん(出張やバケーションで色んな国に詳しい)に「チューリッヒの物価どうですか?」 と聞いたところ、一言 「クレイジー」 …と。 「水さえ一本3ユーロ以上するから節約したいなら食べ物はドイツから持って行ったほうが良い。スーツケースの追加費用がかかってでも持っていくほうが得」とアドバイスをもらい恐れおののいた私は早速スーパーで保存の効くパン沢山&常温OKのサラミ、お菓子などを購入。安いチケットなのでキャリーオン荷物のみで水は持ってこれなかったけど、かなり食費を浮かせることができました。 ベルリン テーゲル空港。   今回はLCCじゃなくてハイソなSWISS航空で。長距離便はとてもじゃないけど高くて乗れない。 短距離なので機内は簡素。 飛行機の景色は何度乗っても飽きない。それにしてものどかな土地。 多少遅れたものの1時間ちょっとで到着! おしゃれな空港。ベルリンにも見習ってほしい。 切符のシステム&自分が行きたいエリアについて全然調べてなかった為券売機でまごまご時間を取られる。ようやく購入したものの、正味10分くらいしか乗らないのに6.4フラン(約640円)するって…どういうことスイス… ドイツ同様駅に改札はなく、検察が来ない限り切符はチェックされないのでつい魔が差しそうに… なっちゃだめですよ。罰金8000円とられます。 ヨーロッパは基本「1」と書いてある車両が一等車です。”1号車”ではない。 快適! さて中央駅?につきました レダラッハ! トラムに乗る。 マニフェスタの看板。 どきどき どーん Kunsthalle Zürich (クンストハレチューリッヒ=アートホールチューリッヒ) メイン会場のひとつ。 チケットは3日(72時間)パスが50CHF(約5300円) 高いけど、これがあれば市内中心部のトラムやバスが無料。 館内とってもすいていた。 世界的な金融都市でもあるチューリッヒが舞台ということで今回のメインテーマは  ”What people do for money?” 「職業」「働くこと」「稼ぐこと」に絡んだ作品たち。 Chris Burden ”TV Commercial” メディアがどれだけの利益を貪っているか、大金を使い真実を曲げ名声を「創りだして」いるかを批判するため かなりのお金をかけて広告枠を買い取ったそうな。かかった金額もCM中に公開してる。 動画があったので載せておきます Carles Congost ”Simply the best”  QUEENオマージュ部分 Read more…