首都ベオグラード。観光客も多く英語かなり通じる。

皆様、お久しぶりです!
長きにわたる迷走苦悩の末に身ひとつでヨーロッパへやってきた私ですが、その一番の目的であった

ヨーロッパに移住する!!!!

(できれば中欧・東欧!)

という野望が果たされるかもしれない状況になっております!
ドイツ留学チャレンジはあえなく撃沈しましたが、

とにかく日本に帰りたくないんじゃ!
てか帰っても家も仕事もねぇんじゃ!!

という思いを胸にひたすら迷走リサーチを続けた結果、なんとセルビアで居住ビザが貰えそうなのです!!(まだもらってないので、ダメだったら振り出しに戻る笑)

・・・せ・・・セルビア・・・

ってどこ?!!

・・・ですよね。
ヨーロッパの人ですらあまり認知してない国、セルビア。なにそれ大丈夫?治安とかどーなの?仕事は?お金は?大学は?てか・・・もう一回聞くけど・・・それ何処?

そんなアナタの疑問にお答えします!!
それではレッツゴー!

ヨーロッパ移住計画
急展開?!セルビアにお引越し!

セルビアを探してください

6月に東京での仕事をやめ、スーツケース1個+リュックを抱えて出発した私。ドイツやイタリアなどを旅した後、8月は物価の安いセルビア(※)に滞在しながらドイツ大学結果を待つつもりでいました。

※ 補足なぜここでセルビアへ?
EUの多くの国では、シェンゲン協定によって観光者として滞在できる日数が決まっています。しかもその縛りというのがちょっとややこしくて『シェンゲン協定国のどこであっても、あらゆる180日の中で合計90日まで!』というもの。
もしフランス→オランダ→ポーランド→ドイツ のように90日ずーっとシェンゲン圏で過ごしてしまうと、その後半年(!)は再入国できなくなってしまうのです。9月以降の予定が全く未定だった私は、しばらくシェンゲン外に出ることでこの日数を消費しすぎないようにしました。セルビアはシェンゲンどころかEU外。

しかし・・・

予定より早い7月末、正式にドイツ留学の道が閉ざされてしまった私は、セルビア格安Airbnbに滞在しながら「次の手」を模索する日々を送っておりました。なんてったって、ヨーロッパに居たいんだもの・・・。

こちらで書いた通り大学以外の選択肢も一応考えてはいたので、今日はそこからお話していきますね。
(大学どうするかはひとまず持ち越し!)

1. ひとまず語学学生になる

ああドイツ

なんだかんだドイツに未練がある私としては 1. ひとまず語学学生になって滞在・・・ができたらよかったのですが・・・実はここに、過去の私が想像もしていなかったある問題が発生しているのです。

それは・・・

超・インフレ!!

・・・いやぁぁぁ日本の物価が低すぎるとは聞いてましたが、コロナ、戦争に円安も加わって何もかも爆騰!私がドイツに居た2016年に比べて家賃も外食も倍近くになっていて、当初考えていた予算では到底ドイツに暮らせそうにありません。

特にエネルギー問題は深刻化の一途を辿っており、2022年6月時点でイタリア1家庭の光熱費が13万・・・なんて話も聞きました。通りで宿が高いわけだよ・・・。

そもそもの話、日本以外の国では年々着実に物価が上がっていました。ドイツでは法律により1年ごとに2%の物価上昇が義務付けられていて、賃金も上昇しています。・・・ってことは、6年前私が居た頃から単純計算で12%!さらにこのインフレで€3.5だったベルリンケバブが€6、€500だった家賃が€750・・・。

物価、ナメてた・・・

語学学生ビザではバイトもできませんし、貯金はあるとはいえお金がメキメキ減っていく状態に耐えられる気がしなかった・・・。ので語学学校はいったん見送ることにしました。ヨーロッパに居れば、ドイツにはすぐ行けるんだし。

(・・・この状況だと、大学に行けてたとしても早々にお金問題に直面していた気がします・・・。留学はもちろんしたかったけど、結果的に今じゃなくて良かったような・・・うーん・・・。)

2. 旅行者ビザで3ヶ月ごとに国を移動しつづける

9月のボスニア宿。部屋はめちゃ良かったけど共用シャワーの水圧がかなり弱く風邪ひきそうになった・・・。

日本のパスポートは最強です。
ごくごく一部の国を除き、事前申請なしで旅行者としての入国ができる*1。これは本当にすごいことで、たとえば中国パスポートはアメリカを始め多くの国で事前ビザ申請が必要だし、ドイツ人ですら中国にはビザが必要だそうな。

*1 アメリカのESTAとか、事前「登録」が必要な場合はあるYO

通常、日本人旅行者が許可される滞在期間は30〜90日。ただしココでも書いた通り、シェンゲン圏を含めたほとんどの国で『あらゆる180日の中で最大90日』というめんどくさいルールが課されています。

が・・・

やろうと思えば、以下のような90日ホッパーになることもできてしまうのです。

ブルガリア 90日

ルーマニア90日

モンテネグロ90日
(ここでブルガリア出国から180日経過)

ブルガリア90日

以下ループ・・・

ちょっとややこしいのですが、ブルガリア、ルーマニア、クロアチア*2 などは『EU加盟国だけどシェンゲン圏じゃない』のです。加えてEUに入れる気配のないセルビア、ボスニア、モンテネグロも当然シェンゲン外で、これらの国なら『とりあえず90日滞在→180日あける』とか『とりあえず60日滞在→ 120日あける』ができる。

*2 クロアチアは2023年末までにシェンゲン圏入り予定

↓ 実際、多くのデジタルノマドトラベラーがこの方法で各地を旅しています。

西洋人、デフォルトでFカップ以上な気が・・・うらや・・・ましくなんてないんだから!(号泣)

これ・・・

めっちゃめちゃいいやん・・・

旅しながら働く・・・なんて素敵な響きでしょう・・・

しかし・・・

貧乏な私には、ちょっとリスキー・・・!

『WEBエンジニア、フルリモートで月60万稼いでます★』

なーんて人なら余裕でしょうが、私みたいなカツカツトラベラーは常に最安値の宿と移動手段を探しながら残高とにらめっこすることになるし、調味料やPCディスプレイといった生活用品を毎回持ち運ぶのも容易ではありません。快適な宿ばかりではないでしょう・・・値段につられて行ったら虫が湧いてるかもしれないし、治安の悪い地域かもしれない。
ああ・・・イタリアの灼熱ホコリだらけ宿が頭をよぎります・・・。

そんなわけで、90日ノマドは最終手段、もしくはお金に余裕ができたら。

3.フリーランスビザがとれる国を見つける (候補:セルビア)

みつかった?

私が調べた限り、欧州の多くの国ではフリーランスワーカービザが用意されています。条件は国によってまちまちだけど、あちらだって国の経済に有益な人を誘致したいわけで、「毎月€3500以上の収入」「X円以上の予備資金「海外に安定したクライアントがいる」といった証明が必要なことが多いです。また自国の雇用を守るため「滞在する国の中では就業や営利活動NG」って場合もあります。
もちろん居住するからには納税義務だって生じるのよん。

ドイツにもフリーランスビザは存在するものの、しっかり稼いでないと取得できず今の私には絶対ムリ。税金もめちゃ高いし、とれたとしてもやっぱり厳しいわ・・・。

しかし。

私、37歳、無職。

特技 : 検索!

というわけで、EU外の東欧諸国では比較的ゆるくフリーランスビザが取れるらしい・・・という情報をいくつかゲットしておりました。ただ日本人が同じように取得できるかは不明な為、現地詳細リサーチが必要です。

・・・そして第一候補となったのが・・・

セルビア!

物価が安く、治安がよく、EUじゃないけどヨーロッパに位置し、6年前旅行したときの印象がとっても良かったので、イメージを掴む意味もこめて1ヶ月滞在を決めていたのでした。

宿があるのは首都Belgrade(ベオグラード)ではなく第2の都市Novi Sad(ノビサド)。人口30万人程の中規模都市です。実際来てみたら、これまたかなり気に入ってしまいまして・・・さっそく具体的な情報をゲットすべく動きはじめたのでした。

ただ・・・
既にノマドワーカーならまだしも、無職のままビザが取れるのかはわかりません。←普通に考えてムリ無謀

まぁ、例えば語学学生ビザで多少の就労が可能!なんて道もあるかもしれないので、Facebookのセルビア外国人コミュニテイでオススメされていた弁護士さんにアポをとって会いに行ってみました。←唐突

すると・・・

ビザ、とれるかも!

ということがわかったのです。

・・・実はですね、7月に某オンライン英会話講師バイトに応募し、8月上旬に無事採用が決まっていたのです。今回、この仕事があることによって初めて手続きが可能でした。完全無職だったらやっぱムリでしたね・・・汗

(日本人の初心者を中心に教えてまして、めちゃ楽しい!ただ給料がかなり低いので長くはできないかな・・・)

現在、税金を含めてかかる諸経費を再確認中です。
もしかしたら途中でNGになるかもですが、まずは大きな前進!!

プラスα : 未知の国のお部屋探し、あっさり完了!

今いるノビサドのおうちです!!

色々ありすぎて何をどこからお話していいのやら・・・という感じですが、一言でいうと

「家がアッサリ決まりました。」

これ、すごいことなんです。
例えばドイツでは都市部の住宅難がやばすぎて1つの空室に数百件も問合せが来るほど争奪戦、資金がないとまともな家にありつけません。大学応募の際「学生寮」にこだわったのもここが理由で、家がないままどんどんお金が出ていく状態だけは絶対に避けたかった・・・。
大量の移民が押し寄せ続ける欧州はどこも似たような状況で、安く良い家がみつかるかどうかはビザに続く大問題。

・・・

遡ること、7月30日。
Airbnbで予約したノビサドのアパートに着いた私は、その清潔さと快適さにあっという間に惚れ込んでしまいました。

窓からの景色。日当たりめっちゃいい

そこはセルビア人のおばあちゃん(以下、グランマ)が一人で住んでいるアパートメントで、共有キッチンとバスルームの他、グランマの寝室とリビングがあります。

グランマは英語が少しだけできるのですが、Airbnbの支払いや事前やりとりは別の場所に住む息子さん、現地ゲスト対応とお部屋管理はグランマ担当という素晴らしい連携。

何がいいって、グランマは日本人顔負けのキレイ好き!!何もかもきっちり整理され、週に一度は全部屋の掃除とモップがけ、水回りも常にピッカピカ!!

さらに!

お部屋の中では靴を脱ぐのです!!!(ココまじ重要!)
この夏色々な宿を渡り歩きましたが、トータルでここまで素晴らしい宿は他にありません。

そんなお部屋での生活が2週間を過ぎたころ・・・ビザの話も少し進んでいたこともあり、思い切ってグランマ&息子さんに聞いてみました。

このまま、長期で住んだらご迷惑ですか・・・?

Airbnbのホストには「いろいろな人に会いたい」「自分のタイミングで部屋を貸したい」という方もいて、長期貸しを嫌がる場合があります。なので、もしご迷惑でなければ・・・という体で提案・・・。

そしたら・・・

いいよ!じゃあ1ヶ月◯ユーロで!!!*3

と、なかなかリーズナブルなお値段で快諾してくださったのです。グランマはめちゃいい人、間に入ってる息子さんもめちゃくちゃ丁寧、ほどよく適当なところもあり干渉もしてこない不思議なホームステイ・・・

最高の家を、こんなにアッサリゲット・・・。

*3 セルビアの通貨はユーロじゃないのですが、ユーロもかなり使えます。歴史的に国が不安定な状態を沢山経験しているので、より安全通貨であるユーロを求める傾向があるようです。


最高の部屋すぎて出られない

そんなわけで、なんだかお呼ばれしているかのように色々トントン拍子なセルビア・・・。

実際にビザ取得手続きに入りつつ、どういうお財布計画で暮らしていくかも模索中です。オンライン講師バイトだけじゃ厳しいけど、セルビア語学校も行きたいし・・・。

そうそう、当然セルビアにもインフレの波が押し寄せていて、西欧より安いとはいえ結構節約しないとヤバそう・・・平均月収500〜700ユーロのセルビア人がどうやって暮らしてるのか不思議なくらい色々値上がりしてます。

不安は尽きませんがまずは現状報告ということで、今日はここまで!
読んでくださりありがとうございました!

なんか仕事あったらください!!(切実)

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