滞在日: 2022年7月6-10日

夕暮れ

ドイツ旅2022第二弾。

フランクフルト郊外にあるゲルンハウゼン(ゲーンハウゼン)に滞在した時の様子をお届けします!

・・・が、お恥ずかしながらなんにも調べずに気ままに散策してまして、あまり有益な情報が提供できません・・・とはいいつつ、主要な部分はWikiのちからを借りて補足していきたいと思います。

ドイツの旅 ゲルンハウゼン

From Google Map

ヘッセン州 ゲルンハウゼンはフランクフルトの右上(北東)に位置し、ドイツ・メルヘン街道の南端付近にあたります。人口はなんと22,000人ほどの、かなり小さな町。

その歴史はめちゃめちゃ古く、なんと12世紀、神聖ローマ皇帝フリードリヒ1世 (バルバロッサ = 赤ひげ)によってつくられたそうです。

この素敵すぎる町に住む友人宅に数日お世話になりまして、いわゆるドイツらしい美しい町並みをぜひ皆様に共有できればと思います!

到着した日の夜ごはん。めちゃめちゃおいしいイタリアンでした。

実は私が到着した週、ドイツの気温がめちゃめちゃ下がってまして、なんと朝は12〜13度、お日様がでると突然25度に上昇、雲がかかると再び18度へ急降下・・・というジェットコースターのような日が続いていました。

特に雨が降った日がめちゃめちゃ寒く、手持ちの上着を総動員してぎりぎり乗り切・・・れませんでした。ドイツのディナータイムが日本時間の真夜中〜朝方ということもあり、胃腸が弱っていたところに気温差が追い打ちをかけてきて・・・。私が到着する前日まで連日30度超えだったそうなのですが、なぜ〜。

気温は少し低めなものの、ようやく晴れたのでお散歩に出発!

7月のドイツは本当にきれい。どの家もお庭が素敵で、私の好きなタチアオイも咲いてました。

あっ

ねこさま!

神聖ローマ皇帝のための宮殿があったエリアへ。このあたりにはKinzig(キンツィヒ)というマイン川の支流が流れています。

平日昼間だからか誰もいない・・・

わぁぁめちゃめちゃかわいい

皇帝様のおひざもとなので、街に対して色々な特権が与えられておりました。

たとえば船や荷車でやってきた旅商人はここを通る際『強制的に』3日間の商いを義務付けられ、一度すべて荷降ろし→ 販売 → 3日後に『残りもの』とともに目的地に向かわなければならなかったそうです。町としては常に物資が手に入るのでかなり豊かだったらしい。すごいシステム・・・

木組みの家がいっぱいなエリア

レンガの家も

マップをチェック。Kaiserplatz(王様の宮殿跡)があるそうな

あっ・・・

工事中だ・・・誰も人いないし、おなかすいたのでスルーしてしまいました・・・ちなみにこの区域全体がKinzigのお堀にかこまれていて、島のようになっています。

そういえば私は朝ごはんを買いにでたんだった・・・が、さすが田舎だけあってお店がほとんどない・・・

門を出ると普通の住宅地になります。こちらがお堀ですが、水不足のせいか水がめっちゃにごってる。

謎の構造物。フェンスでかこわれ、入れなくなっています。

駅の向こうにスーパーがあるようなので向かいます。

昔の渋谷の高架下みたい・・・

めっちゃ治安のいい地域だけど、夜は怖いだろうな・・・

さて、みんなの味方 激安スーパー ALDI(アルディ)にきました!!

ヨーロッパの国にはだいたいALDIがあるのですが、実はALDI SÜD(南)とALDI NORD(北)に分かれていて、ドイツの中部から下にはSÜDしかありません。つい調べちゃったのですが、もともとテオとカールという兄弟が母の代の個人店(1913創業)を受け継いだところが始まりだそうです。

品数を絞ってとにかく安く!をモットーにヨーロッパ中にビジネスを拡大させたものの、途中(1966)で分裂したそうです。アディダスとプーマみたいだね!

・・・うーん、めちゃめちゃどうでもいいな・・・

情報ソース: The Real Difference Between The Two Different Aldis

途中、公園もお店もなーんにもなく休めるところがなかったので、ベンチを探して駅の方に向かいます。

おっ

ありました!駅につながる地下道のよこに青いベンチ!

ALDIで買ったラテマキアートパック(日本のマウントレーニア的なやつ)と、なんかラップサンド

海外スーパーの惣菜っぽいやつってたいていおいしくないんですが(じゃあなぜ買う)、これはアタリ!ほどよく塩気と甘みがまざりあっていて、まるで日本の「甘辛」風味・・・

(画像ぼやけてるけど)

って TERIYAKI チキン やん!!そりゃうまいわ!

ただあくまでTERIYAKIであって、日本の照り焼き感は薄めでした・・・

おなかもいっぱいになったのでしゅっぱ・・・ん?

ズボン捨てたの誰?!!

ゲルンハウゼン駅につきました!快速電車REならフランクフルトまで35分!ただ本数は少ない!

ヨーロッパの鉄道はだいたい改札がないので、好きなだけホームで写真が撮れます

ホ・・・ホーム上でコンテンポラリーアートも見られます(ただゴミがささってるだけ)

ふたたび地下道をわたって駅の反対側に出ます

こちらの駅舎は風情があってよい

駅前にいくつかカフェがあり、「な・・・なんか都会・・・!」という錯覚を覚えます

駅前から続くメイン通り?を進むと、商店街っぽいエリアに。

パン屋さん

橋を渡る

も〜いちいち重厚なんだからぁ〜

お!なんか解説が・・・と思ったら「鳥とか魚に餌やるなよ!」っていう注意書きでした

引き続きアーバンな商店街を進みます。

アーケード街。パン屋、レストラン、洋服屋、銀行・・・あとなんかメガネ屋が多い

謎のファッションセンターほっぺ・・・

ちなみに、ドイツには可愛い服は売っていません。
もう一度いいます。 ドイツには、可愛い服も、雑貨も、家具も、売っていません。
(あっこれすてき!・・・と思ったものはだいたい北欧とかイギリスとかフランスとか・・・以下略)

※ベルリンとかなら可愛いモノもあるかも・・・ですが、それよりも奇抜なデザインが多い・・・

家具、雑貨は「機能的」で「シンプルでスタイリッシュ」なものならあるYO!

でっかい門。14世紀にたてられたものだそうです。紋章はゲルンハウゼンのもの。
黒いワシに盾がついてるバージョンもありますが、どちらもゲルンハウゼンだそうです。

のぼっていきます

アルトシュタットAltstadt = オールドタウン方面へ。

後から知ったのですが、ゲルンハウゼンは ドイツ・木組みの家街道 (Deutsche Fachwerkstraße)に入る町だそうです。●●街道ってのがいろいろあるのね・・・。

おおおおドイツっぽい・・・!

ドイツっぽいいいいいいい

姉さん、ぼくはいま、ドイツにいます!

・・・ええ、私は長女ですけども・・・。なんかそういう気分になりました。

ドイツのマネキン、だいたい坊主!

ドイツのウィンドウディスプレイ、だいたい適当!

ここで悲しいお知らせ。

古いSDカードをつかっていたせいか、他に色々とっていた「ウケるドイツ」写真を含むかなりのデータが消えてしまってました・・・アーメン。

日曜17時からオルガンコンサートがあるらしい・・・気になる

ドイツを奥に進む

坂を登っていく。めっちゃドイツ。

お・・・水場がある

いや、台無しだよ!!!

せっかくのライオンちゃんが、鉄パイプのせいで台無し!!

ドラゴンちゃんは無事

12世紀の昔、ゲルンハウゼンは北側にあるVogelsbergから石の水路をつくり、そこからパイプを使って町中の井戸に水を送るシステムを持っていたそうです。「自家用」の井戸もたくさんあったそうで、いやぁ・・・めちゃめちゃ豊かですね。。。

聖マリア教会。

12世紀に小さい教会として建てられた後、町がうるおいまくってめきめきでっかくなっちゃったらしいです。アーチ型のロマネスク窓とゴシック様式が混在している面白いつくり。

シーサー。

そういえばものすごくお世話になった元同僚 (from 沖縄) がお別れの日に

「寂しくなったらいつでも連絡ください!!でっかいシーサー2個送るんで!!!」

って言ってくれてたので、その時になったら連絡しよう。

かっこいい階段を登ります

と・・・

ここで・・・

データ消えてました!!!

めっちゃ素敵な丘のうえの(中世に魔女裁判が行われていた)とか、めっちゃ素敵なゲルンハウゼンの景色を収めた画像が・・・

消えてました!!!!

うそーーん・・・

すごくショックですが、ここで平成のスーパー霊能者 宜保愛子さんの言葉をお借りしましょう。

「仏さまが嫌なときって、カメラがうごかないの」

・・・

悲しいけど、ゲルンハウゼンは永遠に私の心の中にいます・・・。

(ていうか8月末に、友人宅に預かっていただいてる荷物をピックアップしに再来しますけど)

はい、非常に残念な結末となりましたが、前日の夜に撮った丘の上からの写真があるので載せますね!!

ブログトップと同じ写真ですけど

ああ素敵!!ほら素敵!!!

次回をおたのしみに!!

※各種情報元: Wikipedia、Verkehrsverein Gelnhausen


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