さて、最後の目的地かつ一番気に入った街BRASOVをご紹介。
本当の読み方はブラショらしいけど、どっちでも通じる。


午後7時半、ブラショフ駅。大きめ。


さっさとバスに乗りたかったので構内はあまり散策せず。


どうやらルーマニアの公共交通機関は片道券ではなく「2回分の回数券」売りが基本らしい。(長距離は別)
英語表記はなかったけど書き方でなんとなくそれがわかったのでバス2回券購入(4Lei 100円)。
たいていバス停近くに券売機or窓口orKioskがある。


2人で1回でも、一人で2回使ってもよい。乗ったら↑のオレンジの機械に入れて日時を打刻する。
3日間使って一度も切符確認する人に会わなかったけど、みんなちゃんと切符買ってた。


宿に向かう。ベルリンよりかなり南に位置してるけど、それでも9時くらいまで明るい。


看板見つけにくくて焦った。


ホステル!規模は小さめで、最大25人くらい。一泊 €9(1000円くらい)
申告すればタオルもドライヤーも無料で貸してくれて、洗濯機使用は5Lei(125円)、洗濯&乾燥を頼む場合は15Lei(350円)。
ただしクリーニング屋さんじゃなくてスタッフが人力でやってくれる。
ブカレストの宿で出来なかったプリントアウト(無料!)ができたのでとても助かった。


共用スペースゆったり。キッチンもあって自炊できる。


お部屋。私は運良く手前の一人用ベッド!部屋は広いし棚もついてるし使い勝手ヨシ。
ただトイレが全部で2個しかなく男女共用。シャワールームも含めて定期的に掃除はしてくれるけど若干汚いです。


写真ないけど朝食サービス有。ゆでたまご、トースト、ハム、チーズ、コーヒーが無料。助かる。


初日は街のことがよくわからないのでとりあえずふらふら歩く。


街の中心に位置する公園がとてもきれい。(ベルリンと違って)ガラスの破片とかお菓子のゴミとか落ちてないよ…


だれだかわからん


あれ…!


ブカレストに居たおっぱい犬!!!お子さんたちもご一緒に!


Mikado…?


マーケット広場。その昔時計台が壊れてしまったときは人力で一分づつ動かしていたそうな。
周りの道にもおみやげ屋さんや服屋さんなど沢山あって楽しい。


おしゃれなカフェやレストランでいっぱい


街を分断するタンパ山のケーブルカー。こりゃ行くしかない。


ハンガリー帝国とオスマントルコとの国境地帯だったため、ドイツの騎士団が他国の侵入を防ぐためここにやってきたそうな。
地域全体が要塞でかこまれていて、その中にドイツ式建築が沢山残っているの。
その後ほとんどのドイツ人は国に帰ってしまったけど、今もドイツ人学校や教会があるそうな。


街をぐるっと囲む壁


階段のぼる


またのぼる…


ケーブルカー乗り場


道ないやん


右側にあった


自力で登ると2〜3時間らしく、ハイキングにちょうどよい山。


チケット売り場


値段忘れた。往復で多分25Lei(625円)くらい。


きれい!


わ!!!


んわんわ!!!


15分ほど山道を進むと


街から見える「BRASOV」という看板の裏につきます


その先に展望台。


きれい!!!シナイアで登った山は2000mもあって街が遠すぎたけどここは800メートルほど。
見下ろすにはちょうどいい高さ。


要塞の外は普通に近代的な街が広がっていて、社会主義時代の質素なビルも沢山残ってる。


まんぞく


しかし街がきれい。掃除してる作業員が沢山いる。(ベルリンはほとんど居ないのに。)


お酒が飲めない代わりにスイーツに走るのです。
ケーキ屋さんみつけて入る。


一個いくら、じゃなくて1キロいくらという量り売り。小さいのを4つテイクアウトしてみた。


箱かわいい。


おそとでひろげて食べてみる。これで15Lei(325円)ほど。


おいしい!!!珍しく(失礼)おいしいです!!!

広場の本屋さんの軒下で食べてたら知らないおばさま(60〜70代?)が「げんき??」って声かけてきて
怪しい何かかとおもってすごい訝しんでしまったのだけど昨日電車であなたに”車両違うわよ”って言ったの覚えてる?」と。
聞くと、フィンランドからやってきた妹&姉夫婦の3人組だそうで、私と同じく昨日はシナイアをまわったんですって。
お姉さんがイギリスで勉強してたときのルームメイトが日本人で、いつか日本も行ってみたいそうな。
とても優しい良い人達だった。怪しんでごめんなさい。


通称「黒い教会」へ。1600年代の大火で焦げてしまったのでそう呼ばれるようになったとか。


まわりには当時教会建設に出資した富豪が立てた学校や病院などが沢山。


正直黒くない…
修復作業の時に間違えて一部白く塗りなおしてしまったそうな。ただ他もべつに黒くはない。


入り口。入場9Lei(180円) 中は撮影禁止。とてもきれいでした。


ここでさきほどのおばさまたちにまた会う。写真をとってもらう※真ん中に立ってる。塔でかすぎ。


素敵な門をくぐり


振り返るとかっこいい塔!
16世紀当時の要塞ゲート(日本で言う関所)跡。ドイツ軍領主による治外法権地区だったらしく、色々厳しい決まりがあったとか。


要塞の外。素敵なおうち


学校かな?


よぼよぼわんわさん


インフォメーション発見


はいれる…のか…?


営業時間内だけど人気がないぞ…


ドアを開けると…なんにもない!!!

…とおもいきやお兄さんが出てきて、左の部屋の中はちゃんと案内所になってました。
自然公園について日本語で書いてあるパンフレットをもらったんだけど、その文章がまったくもって理解不能。
グーグル翻訳使ったんだろうけどね…


ロープストリート。小道じゃなくて「道路」として認定されている中でヨーロッパで3番目に狭い。


なんてことはない小道ですが風情があって良い。
昔はこういう細い道が沢山あって、緊急時や火事の為に使われていたそうな。


かわいらしい


またも壁跡。


街並みがかわいくて歩くのが楽しい。天気もよい。


!!!「天使」Tシャツを着た女の子!!!思わず写真とらせてと声をかけた。どこに売ってるの?と聞くと
「モールで買ったよ」とのこと。これは気になる!
英語はあんまりしゃべれないっぽかったけど、こちらの言うことは理解してくれたのでよかった。


要塞の外側に小川。
左側に小さい山があって、上に登ると「黒の塔」と「白の塔」。いづれも16世紀のもの。RPGのよう。


のぼる


黒の塔!どーん!

(…し、しろい!)


塔の上から。これまた景色がよい


広場と公園の間くらいにあるバスステーションへ。


googlemapさんが市内のバス経路を教えてくれるので凄く助かった。ただ長距離バスや電車は出てこなかったので
ネットで自力検索が必要(英語で探すと大体出てくる)もしくは宿の人に聞いてみよう。


ショッピングセンターを検索して行ってみた


建物はきれいで立派だけど、テナントは半分くらい閉まっていて閑散としてた。地下はスーパー。


日本語シャツは見つからず…。


タンパ山の上に朝登った「BRASOV」の看板。一応、ハリウッドのパクリではないそうな。

(完全黒歴史)
共産主義国家だった頃、スターリンにあこがれて街の名前をスターリン市と呼び、
山の上のサインもBRASOVではなく植樹文字の「STALIN」だったそうな。あかんて…


野菜が食べたくて、すがる思いでケンタッキーのラップサンドを頼む。


23Lei(550円)
お、、、おいしくない…野菜ほとんど入ってない。なんなら米とか豆とか入ってる。炭水化物ゥゥ


18時からのウォーキングガイドツアーに参加。20人くらいかな。
またしても昼間一人で行った場所をもう一度回る形になったけど、補足情報がもらえて面白かった。
参加者のうち何人か「日本行ったことあるよ。素晴らしかったよ」と言ってくれた。


ルーマニア正教会、聖ニコラエ聖堂
キリスト教の分派についてまだ全然わからない…日本の寺の宗派も全然わからんしな。勉強しないと。


日本人と中国人はカメラが大好きだと言われてるけど、それ以外のみんなだって写真大好き。


どーん


昼間歩きまくってだいぶ疲れていたけど、みんなで「白の塔」に登ることになってしまう。


へとへと。だけどきれい。塔の写真は撮り忘れた…


行きは山道を登っていったんだけど、帰りはかなり急な階段。一人倒れたら共倒れ。
2時間半歩いたツアーが終了!寄付を渡して宿に戻りました。ウォーキングツアーは各都市でやってるので超お勧め。
ただ全部英語なんだけどね…


すごくけ喧嘩っぱやいおふたり


宿の裏山に大きな要塞があるので明日登ろう

あれ…これで一日目か…一旦区切ります。

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