さて、リュブリャナ最終日となりました!
飛行機は17時ですが、空港でまったりするのが好きなので早めに出発したい。というわけで朝から観光頑張った様子をお届けします!!

(好きすぎて結構長い記事になっちゃいましたが、サラッと流してください〜)

スロベニア リュブリャナ3
優しさに包まれたならきっとそこはリュブリャナ

朝8時すぎ。
11時のチェックアウト時刻をすぎるとハイテクホステルのオートロックキーが使えなくなっちゃうので、それまでに戻るつもりでお出かけ開始!

↑ をみて分かる通り、リュブリャナでもグラフティ(落書き)は普通にあります。日本だと治安悪いエリアに多いイメージですが、こればっかりは「文化」なんでしょうね。ヨーロッパで見ない場所はありません。スプレーメーカー儲かりそう・・・。

またリュブリャナはきれいな街ではありますが、そうはいっても古くて壁が崩れかけたビル、穴の空いた道路、ガラスが汚れまくったお店も混ざってる。日本ほどハイクオリティでピカピカの街は本当にレアなんだと思います。行ったことのある国ではスイスがダントツに整ってたけど、代わりにコストがやばいので同列に語れないし・・・。低コストでピカピカの東京は本当に凄い。

リュブリャナ城に向かい、入れそうなら中を見たいと思います。だってこんなにいい街なんですもの。

記憶を頼りに30分ほど歩く。

このきれいな景色は GRAIN BRIDGE から見たもの。2010年に有志企業から支援をうけて作ったものらしい

リュブリャナっぽいスポット発見!

広場。すぐ裏にリュブリャナ城。ここから上がれるのかな?

なんかケーブルカーっぽいのがみえる

ネズミ噴水。

行けるのか・・・?やってるのか・・・?

看板はスロベニア語オンリーで曜日と営業時間が記されていたのだけど、全く読めず・・・まだ8時半すぎなのでやってないっぽい。隣のカンガルーはなんだろ・・・。

いたるところがかわいいんだよなぁぁ

ケーブルカーに向かって左側のほうに行ってみるも・・・

幼稚園?学校??のような建物しかなく、階段は一般人が入れる空気ではなかった・・・それにしてもかわいい。

広場を正面にして右側エリアに細い道があり、お城に繋がってそうなかんじ。

路地裏〜!

あ! Castle Hill!! ここか!!

朝なので木陰はまだ涼しい。犬散歩してる人もたくさん。

整ってる!

朝ごはん食べずにお散歩するのって体が軽くて気持ちいいよねぇ

来ました!お城!

展望コーナーある!人が少なくていいかんじ。

ベンチにすわろう

リュブリャナの景色を見ながら朝ごはん食べます。

BIOの牛乳にインスタントコーヒーをまぜた手作りコーヒー牛乳と、いくら食べても減らないカントッチョと、水!

ふりむくとこんなかんじ。メインの時間はカフェになるのかな?

教会から響く鐘の音と、はるか奥に広がる山々を見ながらのんびり。
が、空きっ腹にご飯をつめこむとお腹がギュルギュルするので注意深くカントッチョと戦う。

・・・カントッチョとの戦いにあっさり敗北し、全然食べきれずにサヨナラした私は気を取り直して再出発。

FRIDERIK (フリードリヒ?)のネズミさん看板。気になる。

お城入口に来ました!!!チケット売り場を覗いてみましたが、営業時間の部分がリュブリャナ語オンリー。

隣の看板。値段はあるけど、営業時間が書いてない。

別の観光客が追い返されていたので、まだ開いてないっぽい。すぐ裏の公園エリアをウロウロします。もっと奥にはお城が運営してたワイン用ブドウ畑もあるらしい。

戦争犠牲者へのモニュメント。ヨーロッパは各都市にある。

Drinking water is around every corner in Slovenia. Welcome to have some cheers.
(スロベニアにはいたるところに水飲み場があります。どうぞ乾杯してってね、的な。

なんかある

井戸!

「19世紀にみつかった人力組み上げ井戸。たぶんローマ時代のもの」

9時になりまして、どうやら入れそうだったので入場!

学割で€7。なんでここだけ英語表記ないんかな・・・入場料プラスアルファで「謎解きアドベンチャー」的なやつも追加できるっぽい。子供が結構参加してた。

わくわく

どきどき

なんだろ??

Fleischman’s Parsnip という植物で、野生では絶滅していたはずがなぜか19世紀になってお城に自生しているとわかり、植物園に移植されたのち、ここへ戻ってきたのだとか。

肝心の植物の写真撮り忘れたので、みなさまご想像にてお楽しみください・・・

お城に入ってうすぐ「オープンエア監獄」 ・・・微妙にキャッチーな名前で恐ろしい空間つくるのやめて・・・

このお城、展示室の構造が凄く面白くて、地下と地上に縦横無尽に展示スペースがひろがっています。

階段をあがったり降りたり、決まった順路もないので迷宮めぐりのよう。

階段をあがると見晴らし台。

1階の庭園にはレストランやカフェがあり、一日ゆっくりできる。

小窓からのぞく街

屋内展示室。めっちゃ整頓されててデザインも美しく、当然すべて英語でカバーされてます。イタリアはあまり英語表記がなかったので助かる・・・。

お城の成り立ち

19世紀の姿。

地下1階、地下1.5階、地下2階・・・すべてロフトのようにオープンフロアになっている。楽しい。

トラゴンちゃん。若手作家の展示らしい

ジャズクラブもある

いやぁ、めちゃいい・・・この城めちゃいいぞ・・・

地下からケーブルカー乗り場につながってます。帰りは時短したいのでチケットを購入しておきました。

ねぇ、めちゃきれいなんですけど・・・六本木並みにデジタル感あふれてるんですけど・・・!

リュブリャナ城の城ネズミ・・・これがフレデリック君らしい。
『私、予定より長くリュブリャナに居ようと思う』というふきだしの下で写真を撮りましょう。

武器、武装コーナー。↑のような鎧を着られるのは位の高い騎士のみで、剣も騎士の象徴なんだとか。

いたるところにタッチパネル式の美しいガイドがあって、もうなんか・・・

デジタルテクノロジーでユーザーフレンドリーなインタラクティブガイドツールを駆使したアクティブインフルエンスとクリエイティビティをインスパイアする街、リュブリャナ。

ほんとにおもしろい。

くらーい部屋に溝があいてるところがあって、天井には丸い穴が。雨水の貯水施設(cistern)だそうな。

なんだこれ・・・

たぶん、この部屋の天井の穴だとおもう・・・ピンボケ・・・。

さて、中庭をはさんで向かい側にはスロベニア歴史コーナー。

これまたデジタルサイネージだらけて、本当にわかりやすくて過ごしやすい空間になってます。

ねぇ、リュブリャナ・・・もしかして本当は・・・

イギリスとかドイツよりずっと先進国なんじゃないの・・・?

死の行進。あんまおぼえてないけど黒死病の時代かなぁ。

14〜18世紀までオーストリア・ハプスブルクの統治下にあったため、第一次大戦が終わるまでリュブリャナはライバッハと呼ばれていました。

展望台にのぼってみた!

いい!めちゃいいです!冬はアルプスがもっとクリアに見えるんだろうな。また来ないと。

刑務所だった部分。囚人を入れていた牢屋。

1803年に制定された近代刑法の整備にともない、1815につくられたそうです。

戦争捕虜コーナーも。

楽器を持っているのは、第一次大戦のイタリア人捕虜。

ぐるぐるお城をまわっていろんな展示をみていたらあっという間に10時。11時チェックアウトまでに荷物をピックアップしないといけないので、そろそろ出発せねば。

あ!!!!

ロッカーやっとみつけた!!「ロッカーはこちら」ってサインを見ながら進んでも全然たどり着けなくて諦めたのに!!!ばか!

チケットを買っておいたおかげで、超スムーズにケーブルカーに乗れちゃいました!!!
値段忘れちゃった・・・学生料金 €3 くらいだったかな・・・。

ピンぼけしててすみません・・・操作してるお兄さん、暑そうだった・・・

しかし・・・

ちゃんとガラスキレイ!!!

なかなかないんですよこれ?!すごいよリュブリャナ!!!!

無事にケーブルカーを降りました。みて、このシャレオツなデザイン。

さっきのカンガルーちゃん。気になったので右手のレバーを押してみると・・・

口から水ドバァーッ

近くにいた男の子もやってみたそうにしてましたが、親に「余計なことするんじゃない!」と連れ去られていきました・・・

さて、急ぎ足で宿へむかう!なんか赤い選手たちがいる!

ドードーピッツァ!かわいい

もうかなり暑い・・・犬がバテてぜんぜん追いつけてない・・・容赦なく進む飼い主。

あ・・・あじさい死にかけてる・・・もう7月もおわりだからか・・・猛暑と雨不足の影響もありそう。

おわかりいただけただろうか・・・

と、いうことで宿について荷物ピックアップしてまたしゅっぱつ!!
(写真なし)

昨日と今日と2回お邪魔したカフェのすぐ隣にある、現代美術館!

入り口にあった、『美術館をアーカイヴする』的なテーマの作品がおもしろかった。

近年多くの美術館では、増え続ける作品の維持、保管にかかる膨大なコストが問題になっています。しかし、私達が「アート」を見る時、その「現物」は必ずしも必要でしょうか?
作品を鑑賞するとき、私達は作品が生まれた時代背景、社会情勢、作家本人のバックグラウンドや主張といった多くの情報をつなぎあわせて理解します。

ならば、私達が残すべきは「作品」そのものではなく「事象としてのアート」ではないでしょうか。
この作家(グループ)は、MoMa 美術館を「アートが事象として保管されているプラットフォーム」だとし、ベルリンや中国という遠隔地にデジタル鑑賞可能なミニサイズMoMaを持ち込むプロジェクトを行っています。

作品に固執せず、もっとマクロな視点でアートをとらえればよいのでは・・・?という問題提起。

・・・的な話。

うーん・・・全然うまく説明できないけど、私がわかった範囲ではこんなかんじ。目からうろこでした。

なんと、ビデオテープを貸し出してくれるという作品。

すぐ隣にビデオデッキとアナログテレビがあります。若い子は知らんよな・・・。

こぶりな美術館ながら3階まであって見応え充分。が・・・若干貧血気味になってしまい途中でギブアップ。

やっぱり暑い・・・が、お腹が空きすぎて何を食べたいのかよくわからなくなってしまった・・・せっかくなので美味しいもの食べたいけど、このあと空港のラウンジでタダメシにありつける予定だし、結局スーパーでりんごジュースとトルティーヤ。

ぜんぜんおいしくなかった・・・けど胃はおちついたぜ。

たしか今12時くらい。空港行きのバスには13時半?とかに乗ればいいので、まだ時間ある。

香港くんが教えてくれた展望カフェ に寄れそうだったのでいってみよう。暑いなぁしかし・・・。

普通に歩いてたら絶対気づかないビル!

エレベーターホールが謎の装飾

11階!!目の前にリュブリャナ城を望む最高のカフェーー!!

メニューはやっぱりQRコード。

カフェモカアイス、生クリームもつけてもらいました。

リュブリャナはめちゃくちゃ治安がいいけれど、そうはいっても何かあったら嫌なので、オープンなカフェでは常に荷物を見張っていないといけません。一人なので誰かに見てもらうわけにもいかず、外食は落ち着かない時間になりがちです。
その点、このカフェは純粋なお客さんしか入ってこない場所なのでとっても安心感がありました。

さらに・・・

このカフェに限らず、店員さんが本当に優しくて気さくで最高でした。(ついチップはずんでしまう・・・。)

さ、リフレッシュしたので駅のバスステーションへ。

空港行きのバス、どれかな・・・

チケット売り場、めっちゃ英語通じる!!これ・・・まじですごいことなんですよ!!

だいたいどの国も、行っても駅やバスのセンターには無愛想で英語まったく通じなくて苦戦するケースが多いんです。なのに・・・リュブリャナ、めっちゃスムーズ。普通に英語使える・・・普通に優しい。最高。どうして。最高。

無事にバス来た!しかし暑い・・・ほんとに暑い・・・出発まで時間があったので待ち合い広場で時間をつぶしました。

やっと乗車。エンジンかけるまでエアコンきいてなくて地獄の暑さ。チケットは€4.1 でした。

アルプスを横目に40分くらい?で空港へ。

つきました!こぶりなリュブリャナ空港

地方空港なみにちいさい。ゲートは1つのみ。検査場も2レーンのみ。

手荷物検査を受けてすんなり中へ。お土産コーナー、カフェがぎゅっとまとまってる。

ラウンジ!決して豪華じゃないけど、サラダやフルーツが食べれたのが嬉しかった。
もはや感覚が麻痺してきてますが、ここのスタッフさんもめちゃくちゃ親切で、リュブリャナから出たくない気持ちMAX・・・。パリ行きたくないよう・・・。

ちょっと遅延して、Paris Orly空港行きの飛行機に乗りますー!

Transavia というオランダの格安航空会社。4月に予約したこともあり、パリまで€60 (8000円)くらい。

さよなら、リュブリャナーーーー!!!!
愛してるぜぇぇぇぇぇ!!


はい!!

ついにリュブリャナ編を書き終えました!

この記事のおかげで、みなさんもすっかりリュブリャナの虜になったことでしょう。タイミングが合えば、ぜひ現地集合で一緒に行きましょう!!

結構長くなっちゃいましたが、今日もおつきあいありがとうございました!!!

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