※ Update – 2022/6/15
当初の記事タイトルが、ちょっとだけ中身と一致していなかったので修正しました
旧タイトル『ドイツの大学に応募してみる2 苦悩の大学選び編』

ヨーロッパの地理がピンとこない方のためにMAPを用意。解像度やや低くてスミマセン From: Free World Map

ところで、なんでドイツなの?

・・・これが一番よく聞かれる質問ですが、今の私の答えはシンプル。

ワーホリで10ヶ月過ごしてみて、言語も文化も歴史も、もっともっと知りたいと思ったから」。

あっちに彼氏でもいるの?と邪推する方もいますが、ドイツは好きだけどドイツ人と深く仲良くなれる自信はあんまりないです・・・彼ら、ドケチだし・・・ ←悪口ではなく事実です。いい人もいっぱいるよ!

ということで、今日はこうして「ドイツ」を選択するまでのお話。


苦悩の国選び 編

コロナ禍でどこにも行けなかったのでひたすら近所(横浜)を散歩したあの頃

本日のMenu

  1. 白川寧々さんの動画に出会う
  2. Bachelor’s Portalから検索沼へ
  3. 消去法で行きたい国を探る
  4. 結局、ドイツ

1. 白川寧々さんの動画に出会う

2021年11月。

日本を出る決意だけはガッツリ固まってる癖に、肝心な中身は信じられないほど未定な私・・・。

貯金を減らさず少しでも長く欧州にしがみつける方法はないのか(真顔) と毎日目を真っ赤にしてググりカス化する中で、やりたいこ の一つである「大学」の情報収集を開始。

そこでたまたま出会ったのが、白川寧々さんというアメリカ在住の元気なお姉さまの動画です。

この方は、主に現役高校生・大学生向けに以下のような発信をしています。

お金がなくても、成績がよくなくても、ちゃんと準備と対策すれば日本の大学と変わらないORもっと低い予算で海外大学いけるよ!
閉鎖的で先細りの日本社会で就職して、低い給料 × 長時間労働 × ジェンダー差別に耐えながら借金返すなんてバカバカしい!今すぐ海外へ飛び出してグローバル賃金手にしてやれぇぇぇぇ!

↑ 私の独断的な要約

大学の探し方から国別の学費や奨学金、英語学習についてなど、あらゆる角度から有益すぎる情報を提供しており、またズバズバ日本のヤバさをぶった斬っていく寧々さんの動画は、私のような不安と貧乏に苛まれたアラフォーに深く深く突き刺さりました。

すっかり元気をもらった私は、少ない貯金の中でも行けそうな大学がないか早速リサーチすることに。

2. Bachelor’s Portalから検索沼へ

Bachelor’s Portal は、主に英語で学べる学部・コースを紹介してくれる便利サイト。

寧々さんの動画ガイドにしたがい、早速大学&学部を探してみる。
検索欄には国・専攻・学費などで絞り込めるフィルタがあり、各学部の詳細ページには応募条件や生活費の目安まで載っています。

【注意】あくまでポータルなので、間違っていたり情報が古いことも。詳しく知りたい場合は必ず大学の公式ページにいくべし!

行きたい国が決まっている場合、その国のが運営している大学ポータルで検索するのもお勧め。上記サイトで出てこなかったコースが現れたり、応募の為の具体的な方法もゲットできます。

「France − Business − 年 5,000EUR以下」で検索したら2件しかなかった

もともと検索中毒な私、いざリサーチを始めると面白くなって止まりません。

・・・ただ、通常19歳で高校(にあたる教育)が終わる欧州では、日本の高卒資格だけでは応募できない学校が多いのです。この場合は英語力の他に、以下のような条件をクリアしている必要があります。

・ 日本の大学で1年分の単位を取得している
・ センター試験(共通テスト) で指定の成績をおさめている
・ 認定校または学びたい大学が運営する1年間の準備コースにいく

そして私はふと、あることに気づいてしまったのです。

・・・てかアタイ、そもそも高校行ってねぇ!!

持ってるのは『ビミョウな成績の高卒認定資格 と、 日本の通信大学で取得した40単位』。
これってどうなん?応募できるん?とひたすらググり倒してみるも、

そんな経歴で留学しようとしてる無謀な日本人(ましてやアラフォー) 全然いねぇ!!!

あえなく挫折・・・

なーーんて流れにはならず、「それなら私が落ちこぼれ代表として挑戦しようじゃないか」と底抜けポジティブ思考でチャレンジすることに決めたのでした。

○ ドイツの具体的な応募条件や、私がどういう形式で申し込んでみたのかは別の記事で♪

3. 消去法で行きたい国を探る

横浜某所の住宅街に突如現れる苦悩のビクター犬。夜見つけたら間違いなくホラー

あっちこっち調べるうちに、私は「大学」に行きたいだけじゃなく「中欧*」に行きたい欲求がある事に気がづきました。せっかくイタリアやスペインに学費の安い大学を見つけても、なぜだか全く興味がわかず、自発的に深堀りするのは中欧の情報ばかり。*中欧についてはこの後のMAPを参照

興味がわかない国たちは、↓のようにあれこれ言いがかりをつけて候補から外していきます。

イギリスは英語で学べるけれど、学費も物価も超高く天気が悪い。
北欧は学費無料のところが多いけど、寒い。
オランダは気になるけれど、学費も生活費も高い。

・・・そんな消去法で最後に残ったエリアがこちら!!!!

ドイツ大学を選んだときの消去法マップ
ドイツ語圏かその近く!ハンガリー帝国内に強く惹かれる私! MAP : Free World Map

雑すぎる図で恐縮です・・・。

ということで、南欧は無理!!!北欧も無理!!!でした!!スミマセン!

この中で「安く」て、 「私でも行けそう」で、「なんとか卒業できそう」な学校を探すぜ!

4. 結局、ドイツ

たまたまお散歩で見つけた公園のカバ。また行きたくて何度もトライしたのに結局たどり着けなかった

私の予算は、学費を含めて月10万円くらい。
3年制の学部にうまくすべりこめたとして、単純計算で 10万円×36ヶ月= 360万円

日本の年金や医療保険も継続することを考えると、なんだかんだトータル500万くらいみておかないとまずい。空き時間にバイトできたら・・・とも思うけど、あちらの大学は死ぬ気で勉強しないと卒業できないし、ましてや言語は英語、大事な大事な貯金を使うんだからちゃんと学業優先したい・・・。

となると、生活費の安さはとっっっっても重要。

そこで、Bachelor’s Portalを駆使しながら自分なりに各国の特徴をまとめてみました!(もう半年以上前で記憶が曖昧なので、参考程度で)

・ ハンガリー
正規の学費は年間50万〜と高めでも、 激アツ奨学金 Stipendium Hungaricum に通れば卒業まで学費も寮費も無料!ただし私が狙ってるビジネス系学部は3.5年か4年必要。

・ ポーランド
数カ所に学費無料のコースがある他、年30〜40万程のところもいくつか。首都でも生活費が安くて、寮費いれて月5〜6万ほどで生きられそう。ただ内陸部は寒い・・・

・ チェコ
プラハ中心部は高いけど、そうじゃなければポーランド+ α の値段で生活できそう。学費は数十万〜だけど、入学のハードルは低い気配・・・。(うろおぼえですが、高卒資格で行けたような・・・)

・ オーストリア
かなり惹かれるドイツ語圏。学費は年間20万程度とはいえ生活費が高く都市部は絶対ムリ。寒いのが苦手なので高地では冬にポッキリ挫折しそう・・・。ただ、国全体の生活水準が高く街が綺麗なので日本人が安心して住める環境は整っている。International Studentウェルカムっぽい大学もあり、私の条件でも入学できるような気が(あくまで気配)。

・ ドイツ
一部の州を除いてほぼ学費無料!(学生登録料が数万程度)。寮は田舎なら250EURのところもあるものの競争率がかなり高く、家難民になりやすいとの噂・・・。英語の学部なのにドイツ語B1証明出せって学校も多く、入学の壁が高い・・・。

ーーーーーーーーーーー

当然 ↑ 以外にも様々なパターンがあり、決してこんなシンプルな話じゃないのですが・・・一通りリサーチを終えて、私が最終的に導きだした答えは一つでした。

やっぱり、ドイツに行きたい・・・

うぉぉぉぉぉぉぃ!

結局それかよ!!!!!!!

散々遠回りした癖に・・・と自分にツッコミを入れまくってますが、とにかくミニyumenがドイツに行けってうるさい!!調べれば調べるほど、ドイツ以外の国への興味意欲がどんどん薄れていくのです!!!

冒頭で触れた通り、私は自分が思っていた以上にドイツリベンジに燃えていたのでした。

そこで、いよいよ決意。

2022年は【ドイツ】の大学に【ダメ元で!】申し込む!!
落ちたら、来年は別の国も視野にいれて再チャレンジする!!!

別名、『あたって砕けないと諦めない戦法』!!!


とりあえず進むのが私

そんなこんなで、ドイツの大学に絞り込んでのリサーチ&書類集めに進みます!!
相変わらずまとまらない記事ですが、耐えていただいた皆様に心から感謝です。

次回 『 ドイツの大学に応募してみる3 学部選びと30歳の壁 』編でお会いしましょう〜!

ありがとうござました。

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