滞在日:2023年8月25日〜8月30日
家無しボスニア・ヘルツェゴビナ 2
バーニャルーカで貧乏ワーケーション散歩!
さてさて!今回は普通に街歩きブログです!
本当は、歴史も含めて丁寧に記事をまとめたかったんですが、ちょっと気力がないのでざっくり写真メインとなります。どうかお許しを・・・・。
ちなみに、この滞在中は毎日仕事を入れてしまっていて、丸1日の休日はゼロ。空き時間に外をフラフラ散歩して気分転換した様子をまとめていきます。
バーニャルーカ、キレイでおだやかな所でした~!
宿のすぐそばにモスクがあって、1日5回イスラムのアザーンが流れます。アザーンというのは、『お祈りの~!時間だよ~!』と街のみんなに知らせる歌のようなものです。結構爆音で、家の中までガンガン聞こえてきます。英語レッスンの仕事中もガンガン流れるんですが、生徒さんは怒らず珍しがってくれて助かった…笑
ちょうど流れた pic.twitter.com/ndMg9MmAqe
— yumen@野生の英会話講師🇷🇸 (@rabukabuka) August 29, 2023
このバーニャ・ルーカは、スルプスカ共和国の本拠地。
ボスニア連邦国家には大きく3つの民族と管理区があり、セルビア人(セルビア正教会)、クロアチア人(カトリック)、ボスニア人*(イスラム)それぞれに政府機能のようなものがあり、大統領も実質3人いるそうです。政治的にとても安定しそうにない状況ですが、西側(米/NATO/EU)のサポートで一応まとまってる”体”になっている模様。大変そうだ…。
ということで、このエリアのムスリムはマイノリティ。近くにモスクがあったのはたまたまで、ほとんどの市民はセルビア正教会信者。ただムスリムだからといって全員ヒジャブ(スカーフ)をかぶっているわけではないので、私の目線では誰がムスリムなのか判別がつきません。男性ムスリムはヒゲを蓄えている方が多いのでわかりやすいかも。
*ボスニア人は本来ボシュニャク人と表記するようですが、現地のみなさん「I’m Bosnian. That means I’m Muslim.」と言ってたのでまぁどっちでもいいかなと。
中心地にある巨大マーケット!
夏ということでスイカ・メロン・桃・ブドウなど色々売ってました。滞在中の食べ物はここで調達。セルビアと言語が同じなので買い物もラクチン。
たまたま通りかかったら朗読劇がやっていました。明るいですが夜19時くらい。
街並みがとてもきれいで新しい。雰囲気も良くて歩きやすい。アジア人は全然見ない。
スルプスカ共和国大統領宮殿(President of the Republika Srpska Palace)
スルプスカ共和国の政府機能はここにあります。なんかものものしかった。
国立劇場。お芝居やダンスなど、色々な催し物がやってる。
メインのショッピングセンター。少し離れたところにもっと大きいモールもあったみたいですが今回は行かず。
小ぶりの現代アート美術館。女性画家ナデジュダ・ペトロヴィチ(Nadežda Petrović)さんの展示でした。入場無料
20時過ぎ。道路が歩行者天国になってキッズイベントが開催されてる。大賑わいでした。
映画「キャスパー」のキャラクター、セルビア語では「カスパー(Kasper)」なのね。
ちょっと川原の方に行ってみよう!
きれいな月夜。短い橋にいってみると…
えっめっちゃきれい…!すごい!!早速、翌朝に行ってみると…
わーーーきれい!すごい!水がキレイ!セルビアの川と大違い!!(セルビアは大気汚染と水質汚染が有名)
ボートのカフェがある。迷ったけど左側の要塞に行ってみる事に。
お父さん釣りしてる
カステル要塞にきました。オスマン・トルコによって最初に建てられたのは16世紀。その後、オーストリア・ハンガリー帝国にも支配されました。
外壁?以外はあまり残っていないこともあり、一部を除いて無料開放されています。
看板の説明読んだけど忘れてしまった。旧宿舎だったような。
要塞って好きなんですよね。タイムスリップしたような気分になります。
すぐ外には川!ベンチもありますが、めちゃくちゃ暑くて外に出る気になりません。汗だく。
なんとここはローマ帝国時代のバシリカ(公共集会所)。19世紀に発見されました。近代の調査によると2~4世紀ごろのものらしい。
要塞を利用したレストランの横に猫ちゃんが。このレストラン、Trip Adviserで「ロケーションはいいけど接客がひどい」とレビューされています笑
要塞の中の広場。ほとんどの建物は残っていません。
城郭?に上ることができます。いい景色。
夜に通ったカステル要塞。この日は中でコンサートがあったようで、沢山の人がぞろぞろ吸い込まれていきました。
土で涼む猫ちゃん。
そうそう、このブログのトップに載せていたBanski Dvorという建物。1932年に完成した旧ユーゴスラビア王国ブルバス領主の邸宅です。現在は街のカルチャーセンターで、展示やコンサートが行われています。
2階の展示室では写真展が行われていました。
重厚な建築!
窓から教会がドーン!!凄くいい景色でした。
一見入りづらいし、入っても誰もいなくて焦るけど、誰か見つけて「見てもいいですか」って聞いたら入れてくれます!コンサートのタイミングが合えば行きたかった。
滞在した宿。広いリビングとバスルーム、別でベッドルームもあって凄く快適でした。キッチン用品道具が少なくて調理はちょっと大変だったけど、滞在中ほぼ自炊で、米炊いて野菜炒めやスープを作って過ごしました。外食すると肉・肉・肉なんだもん…。
というわけで、今回かなりざっくり雑なブログになってしまいましたが、8月の旅行なのに先延ばしにしすぎてダメすぎるのでとりあえずまとめました!!ちょっとした旅行気分を楽しんでもらえたら嬉しいです!!!
バーニャルーカ、小さな町ですが清潔で整ってて人も優しくて、1日(半日)観光するにはちょうどいいかも。近くの山にハイキングコースや自然公園もあるので、車で回れたら楽しいだろうな。「バーニャ」という名前の通り、温泉もあるらしい!!
というわけで、今日はここまで!次回はサラエボ編です。
ありがとうございました!