滞在日: 2022年8月27日夜 〜 9月2日 早朝
Cathedral of the Dormition of the Most Holy Theotokos
正教会版の聖マリア教会です。キリスト教とはあらゆる用語が違うので、「マリア」ではなく「テオトコス(神の母)」 と呼ばれています。
改めましてコンニチハ!
日々が飛ぶように過ぎていきますね・・・。最近の私はノビサドでクラシックコンサートを見たり、セルビア語を勉強したり、仕事しまくったり・・・バタバタですが充実しております。というわけでボスニア後編スタート!
ボスニア北部トゥズラでワーケーションにトライ 後編
散策そして恐怖の東ボスニア美術館!
前回に続き、街の様子をお届けしていきます!
約一週間と眺めの滞在でしたが、始めたばかりのオンライン英会話講師業に慣れるため宿でせっせと働いていたので、空き時間にチマチマ散策しておりました。そのため時系列がややテキトーですが、どうかお許しくださいませ!!
地図を入れる技を導入!Tuzlaの位置が気になるかたは見てみてね。
8月28日(日)
引き続きトゥズラ街を歩いております。日曜日なのでカフェしか開いてない。
セルビアもそうなんだけど、ややコッテリした昭和感のある広告が多いです。結構好きです。
野良猫さん
ヨーロッパ、特に東欧は予算の問題もあり道路状況はどこも良くない。ただ慣れてくると逆に日本が整備されすぎてるような気がしてくる。よそ見して歩いてるとデコボコにつまづいて転ぶので気をつけてね。
トゥズラには自然にできた3つの湖があり、遊泳できるレジャー施設になっています。暑い・・・けどとりあえず向かう。
かっこいい橋!
キャーキャー賑わってる声が聞こえます。宿のホスト親子がここで遊んでいるそうで『もしよかったら合流しましょー』なんて言ってもらっていたのだけれど・・・
入り口まで来たのだけれど・・・。
入場料かかる(値段がよく読めなかったんだけど、1,000円くらい?)・・・。そして暑い・・・。
プールとか海とか、強すぎる太陽が苦手なのです・・・。全然はしゃげないんです・・・。
退散します!
だって暑い!!めちゃ暑い!!結構歩いてきたこともあり、アラフォーは疲れてしまいました・・・。一応ホストさんに連絡しようとしたら、別の用事ができたのでもういないらしい。ホッ。
Panonian Salt Lakes in Tuzla – パンノニアン・ソルト・レイク は、60万年前まで海だったパンノニア平原にできた自然湖。岩塩を豊富に含む地質のため、海のように塩分が含まれているのだそうです。
Valorization of Natural Heritage – 自然遺産の再活用/価値の再認識 といったところでしょうか。
・・・とりあえず暑いので帰ります。
なにやらモニュメントが。
ヨーロッパにあるとしたらだいたい ① 第一次大戦(1914-18) ②ナチス・ドイツ(1933-1944) 旧ユーゴスラビアなら ③ボスニア紛争(1992)の戦没者慰霊碑のどれかなのだけど、よく見ると『1189年』と書いてある。
全然読めないけど、Ban Kulin ‘s charter (クリン首長への特許状?)っていう、現存する最古のセルビア土着言語で書かれた外交文書について書かれているようです。てかここでいう “Ban” の日本語訳がぜんぜん出てこなくてかなり探し回りました。中東欧の歴史に出てくる”首長”に当たる言葉だそうです。(from Wiki – バンによるボスニア統治時代)
横にあった大きいモニュメント。これも Ban Kulinの文字が入ってました。歴史は本当に奥が深すぎてもう・・・。
山に囲まれています。
すごいかわいいアメリカンダイナーのようなお店が!人もたくさんいる!!が、もう少し宿に近いところで休憩したいのでスルーしてしまった。
かわいい門
Tuzlanka というショッピングモールに来ました。日曜だけど開いてるかな。
左に落ちてるのは犬です。ビミョーに冷房の風が来るし、人の出入りがあるので食べ物ももらえるのでしょう。
飲食店とごく一部の雑貨屋さん以外はほぼ閉まってる。ゲーセンはやってる。
なんか色々なものが “一昔前” の様相なんだよな、バルカンエリア。
4階は飲食店エリア。お茶しよーっと。
ガラガラ。店員さんがどの人なのかわからない。
すごく景色のいい場所!
丘に連なる家がきれい。
カフェラテ。ホットですがいつもストロー刺さってます。日本にあるようなアイスラテは滅多に見かけません。
プール後のような眠気と戦いつつ、帰ります。
さっきのわんちゃん。
スーパーで白身フライみたいなやつを買ってみた。フライパンで焼けばいいらしい。
ソーセージ、トマト、パンと共に。キッチンのIHコンロがなかなか温まらず、10分焼きたかっただけなのに30分以上かかりました。悲しい。ちなみにおいしくなかった。
その後、宿の水圧ゼロ☆シャワーで汗を流し、数時間だけ英語講師バイトをしました。
8月30日(火) – お散歩再び。
コスモス!
巨大スイカがそこら中で売ってます。1キロ50円くらい〜。でかすぎて買えない。
公園。
あ!!バナナの皮!!ベルリン(2016年時点)ではそこらじゅうに落ちてたのに、今年は全然見なくて寂しかったゾ☆
今日は 東ボスニア美術館(Museum of East Bosnia / Muzej istočne Bosne)に行ってみます。わくわく。
Googleマップによるとここなんですけど・・・
・・・え?
・・・マジ?
※注 : 上の物とは別の写真です
・・・え?
書いてある・・・
Muzej (ムゼイ) って・・・書いてある・・・
・・・。
(放心状態で帰宅中)
恐る恐るドアをあけようとすると、なんとカギがかかっている・・・。意を決して呼び鈴を鳴らすと、英語が上手な若いお兄さんが中に入れてくれました。
が・・・。
展示室は建物の一部のみで、ほかは改装中とのこと。石像や絵画がビニールにつつまれ放置 安置された廊下を渡り、古代〜現代の出土品や美術品が並んだ展示を見せてもらいました。ローマ帝国時代の硬貨がすごい精巧でびっくりしたわ。
展示室の説明は全部セルビア語(ボスニア語)で全くわからなかったけど、お兄さんがざっくり英語で説明してくれました。
ちなみに写真は撮れなかった(撮れたのかもしれないけどビビって聞けなかった)。
ボロボロすぎる建物といい、、窓のない閉鎖的すぎる展示室といい、あまりにシュールすぎて若干混乱しています。
『この美術館の改装、予定では7年前に終わってるはずだったんだ。予算がなくて止まってるし、何年後になるかわからないけど、終わったらまた来てね』
・・・お兄さんの声のトーンからなんともいえない切なさというか、諦めともとれるやるせない空気を感じ、私はただ案内してくれた事へのお礼しか言えなかったのでした・・・。
ううう・・・。
いやいや!トータルすると超面白い体験だったわ!
ENJOYシュール旅!
わんわんがはげましてくれたよ
おととい通った門のアップ版
おしゃれなパン屋さん!ここはおいしそう!
クロワッサンとピザを買いました。
ピスタチオクリームクロワッサン。
美味しすぎて悲鳴でた。
日曜に歩いた市街地。今日はにぎわってるかなー。
広場に観光トローリー!乗りたいのに、誰もいないし案内板もないし値段も時間もわからない。
結局乗れなかった
鳩多すぎ
お店、いろいろあいてます!荷物を増やせないので買えないけど、ウィンドウショッピングを楽しむ。
旧社会主義国は街中銅像だらけなんですよね
路上本屋さん。
左にイスラムモスク、中央奥は正教会の大聖堂。
宿に戻ってます
ムチっとしてる
海外って斬新なマネキンけっこう見かけるよね。日本でも斬新マネキン選手権やったら楽しそう。
宿でまったりしつつ、バイトがんばりました。
キラキラ海外ワーケーション・・・しちゃいました(照)
しかしやはり多少でも収入のアテがあるって大きいですね。旅行しすぎてお金が出ていくばっかりだったので、オンラインで働けるって本当にありがたい。
これは別の日に食べたお惣菜たち。
近くにオシャレめなスーパーがあって、ちょっと割高(1キロあたり800〜1,000円くらい) でしたが食べてみたら超おいしくてびっくり。宿のキッチンは相変わらず調理に向いてないので、途中から諦めて惣菜とかパンばっかり食べてました。
9月1日(木) – 出発前日。
ボスニアチェバピを食べにカフェに来ました!ここの店員さんめちゃめちゃテキパキ働いてて素晴らしかった。
きたー!このパンの中にチェバピ(ひき肉でできたソーセージみたいなやつ)が入ってます。セルビアチェバピは豚肉ですが、ボスニアはムスリムが多いので牛肉。
・・・。
しょっぱい!脂っこい!!
5口くらい食べたところで塩分アラートが発動しまくってましたが、テキパキ店員のお兄さんが『どう?おいしい?』と気にしてくれた手前残すことができず、完食いたしました!
結論。
チェバピは、ボスニアで食べてもやっぱりチェバピでした。
いや・・・セルビアでチェバピ食べた時も同じ感想だったんだよな。しょっぱくて脂っこい・・・。
まぁ、その土地の名物が食べれたということで!!オールオッケー!
しかしすごく良いカフェなのでまた来たい。今度は違うものを食べます。
6泊トゥズラの旅、これにて終了です!!
翌朝 9月2日は朝4時起きで空港に行き、ベルリンへと出発したのでした。これといった観光目玉はないけれど、おだやかで良い町でしたよ。次は首都・サラエボに行きたいなぁ。
本日も、読んでくださってありがとうございました!!次回ベルリン編、がんばります!!!