滞在日: 2022年7月14日-16日

今回、あまり有名ではない街、フェラーラ(Ferrara)について書きます。

ここがなんというか、日本でいうと岡山・・・くらいの立ち位置でしょうか。そこまで有名じゃない小ぶりの街です。

しかしこれが・・・

大・正・解!

フェラーラ大好きポイント

・ 街全体がきれい
・ 観光客が少なくゴミゴミしてない
・ 観光エリアが小さいので歩いてゆったり巡れる
・ 歴史的な見どころたくさん
・ 素敵なカフェ沢山
(これはイタリア全体に言えるけど)
・ ブティックや雑貨屋が多くショッピングも楽しい
・ 人がやさしかった!

※ここでいう「きれい」は、ゴミや落書き、悪臭スポットが少ない物理的なキレイさのこと。凄く大事!

イタリアの小都市ってどこもこんな感じなのかな?わからんけど・・・

加えて、予約していたホテルが超・快適だったこともかなりプラスに作用してます。やっぱ・・・宿って大事ね・・・最低限のお金は出すべきよね・・・テヘ。

というわけで、今回も・・・

いって
らっ
しゃーい★

(。•ω- 。)♡

初めてのイタリア2 だいすき!フェラーラ!

ボローニャ中央駅。予定してたホームで待っていたら全く電車が来る気配がなく、あれ・・・と思ったら同じ番号のホームが2つありました。1つは「ボローニャ始発電車用の1番線」 もう一つは「ボローニャに停車する電車用の1番線」・・・もうやめてよ!!あぶなかったよ!

わんこ。なんと後ろの席でした。おとなしくてかわいかった。

車内。

海外の電車は誰も居眠りしない・・・と聞くけど、長距離列車のときは普通にみんな寝てますよ。置き引きだけ気をつけて。

ドーン!と真ん中に荷物置く人が・・・!車掌さんは注意するでもなくフツ〜によけてました笑。

途中、30分ほど遅れましたが無事にフェラーラ駅に到着!(遅延がなければボローニャから30分)

市街地まではバス。切符は駅構内のキオスク的な(タバッキ?)ところで1枚€1.3 (うろおぼえ)。

バスきれい。10分ほどで目的地へ。

バス停目の前が宿泊するホテルでした!その名も・・・

HOTEL EUROPA!

老舗ホテルらしく、調度品がレトロで素敵なものばかり。

お部屋にはバスルーム(シャワーのみ)と冷蔵庫、クローゼット、荷物置き場があり超快適!

さらに連日35度以上の酷暑の中・・・

エアコン付き!!!

最!高!そして最!高!

デスクスペースも重要。私はネット中毒なのでPC開けないと窒息してしまうのです。

部屋の鍵、金属製でめちゃでかくて重い。

ヨーロッパは基本常に土足なので、室内履き & 軽い外出用にサンダルをもっていくことをオススメします。しっかり歩きたいならCrocsかビルケン。私は荷物をとにかく軽くしたかったのと、靴下オンで履けるこの薄いサンダルにしました。

旅ブログ書き終わったら『家なし放浪アラフォーの2ヶ月バックパック荷物特集』を組みたい。需要なくても組みたい。

部屋の中はいたってシンプルですが、各階のロビーはとっても素敵な調度品がならんでいます。

そうそう!エレベーターには基本「」ボタンがありません!↑のエレベーターにいたっては「」すらありません。

相変わらず暑くてあんまり気が進まないけど、ちょっと外に出てみます。道を挟んで反対側がメイン観光エリア。立地最高。

ダンスフェスティバルがあるらしい

国ごとに「パン屋さん」を意味する言葉が違うのが面白い。

ドイツはBäckerei、イタリアはPanem、フランスは Boulangerie、今いるセルビアは Pekara

横浜でたまに行ってた Antico cafe 本物がここに・・・?!(違う)

ああっなんかすごい快適・・・基本車が通らないし、雰囲気が落ち着いている。

メイン広場に来ました。

そもそもなぜ私がフェラーラにきたかというと・・・

The Smile. CREDIT: Press

翌日、7月16日に開催される The Smile のライブを見るためなのです!!!!

The Smileは、私の永遠のスターRadioheadのトムヨークが、ギタリストのジョニーと一緒に最近つくった3ピースバンド。彼らのツアーがアナウンスされた3月、だいぶ見切り発車で 「夏までにヨーロッパ行ってやる!!」とチケットを買っていたのでした。

また、「ライブって夜遅くにやるだろうから、治安が心配な大都市じゃなくて小さい街にしよう」と、全く聞いたことのなかったフェラーラを選んだのでしたが・・・当時の私、グッジョブ★

連日いろんなライブがやってたらしい

ていうかさ・・・

“The Smile” って・・・

なんてな名前なんだ・・・

イギリス人の友人も oh…terrible name…って言ってたよ・・・私もそう思うよ・・・。

でも・・・いいの!
トムがそこにいるならなんでもいいの!!

だってトム最近全然日本に来ないんだもん!かなり前のフジロック以来、全然来ないんだもん!!

どのビルも1階部分はカフェやオシャレ服、オシャレ雑貨店になっていて楽しい。

素敵な建物がたくさんあるが、暑いのと若干観光疲れしているのでほどほどに散策。

外食は高いし食べきれないので、スーパーでゴルゴンゾーラ、ヨーグルト、プロシュート、トマト、そしてパンを購入!!どれを買えば全然わからなかったので適当にピックアップしたけど、大丈夫かな・・・。

ちなみにスーパーでのパンの買い方を間違えてしまったのだけど、レジのお姉さんがすっごく優しくて、「全然気にしないで!どっからきたの?日本?いいねぇーー私も行ってみたいー!フェラーラは好き?楽しんでね!」と英語で話してくれました。めっちゃ嬉しかった。

(欧州スーパーのパンは自分で計量して値札を貼るパターンと、レジで計算してもらうパターンがある)

ゴルゴンゾーラ!!!Dolceという食べやすいタイプを買ったはずだけど、それでも苦味が強くて結構本格的!空港ラウンジでパクってきたはちみつをかけて食べたら絶品でした。

プロシュート!ちょっといいやつ?(€6くらいの)にしましたが、もちろんおいしかった。

お皿がなかったのでこんなかんじ。チーズと共に2晩かけて食べきりました。プラスチックの使い捨てフォーク・ナイフを数本持ってきておいてよかった。(洗って何度かリユースした)

しかしトマトは・・・予想外に皮がかったくて・・・全然おいしくなかったです。いろんな種類があったので、もしかして生食に適してないものだったのかも。

さて、少し時間が飛びまして翌日の夕方になりました。この日はカメラを持ち歩かなかったので携帯の写真ですが・・・もしかしてあんまクオリティかわらん・・・?あれ・・・。

昼間は暑すぎたので部屋でブログ書いたりしてた気がする。

ライブがあるからなのか、街中とってもにぎわってます。

右のバーでは呑みながらギター弾いて歌ってるチームがいて、私もまざりたかった・・・。

開場が19時なので18時半頃行ってみましたが、既に長い列が・・・。私も並んでみます。

不特定多数の人が集まる海外ライブなので、携帯も財布もバッチリショルダーバッグにくくりつけております。でも全然落ち着いた雰囲気でホッ。年季の入ったおじさま達がRadiohead Tシャツ着てはしゃいでて癒やされる。

19時半ちかくなってようやく開場。

あ・・・

あちい・・・

開演21時って書いてあったんだけど・・・まさかこのまま待たされるのか・・・(そのまさかでした)

途中、オープニングアクトのソロアーティスト30分をはさんで、結局 The Smileがスタートしたのは21時半。なんと3時間も炎天下で待つことになったのです・・・水もってきといてよかった・・・つらかった・・・。

がんばって前の方、しかもおトム様側のポジションをキープしていました。

暑いからちょっと休みたいな・・と振り返ったらすごい人・・・これ一度出たら戻れないやつ・・・仕方なくトイレも我慢。

23時ちかく。

ライブ、無事に終わりましたー!!!さすがにへとへとです。↑↑ そして年齢層高いでしょ!私もアラフォーですしね。おトム様の顔が常に見える4列目で、

おトム様のご尊顔を堪能させていただき幸せでした。

携帯で写真と動画撮りまくってる人(おトム様は禁止してないんですけど)が正直邪魔だったのと、タバコとマリファナ臭かったことを除いてめっちゃ楽しめました!

あわよくば一緒に盛り上がれる、英語話せる人いないかな・・・と思いましたが、フェラーラということもありほとんどイタリア人で、英語で喋ってる人はほとんどおらず・・・残念。

あ、一つだけ悲しかったことが・・・

英語があまり通じない国ということもあってか、なんとおトム様・・・

MCぜんぶ、カタコトのイタリア語でした・・・

私、まったく理解できず・・・おトムの為にイタリアまで来たのに・・・この仕打ち・・・

・・・でも、好き★

はい、適当に流してください。

毎日22時くらいまで明るいこともあり、今回の旅で初めて暗い時間の欧州を体験してます。楽しい。

あんまり伝わらないかも・・・とってもきれいでした。

近くの劇場も同じくらいの時間に終演(遅っ)だったようで、街に人がごったがえしています。

せっかくなので少し散策したあと、無事にホテルに戻りました!たのしかったーーー!!

とにかく夜出歩くことが怖かったので開場近くの宿を奮発(言うほど高くないけどね)しましたが・・・最高ですね・・・ちなみに2泊で€100 ( 約13500円 3月に予約したのでかなり安くとれた)でした。


輝くHOTEL EUROPA

次回、さすがにちょこっと観光せねば・・・と周ったフェラーラと、次の目的地トリエステまでの道のりをレポートします!!

お楽しみに!

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