自身の体験メインで語ってしまった前編に続き、今回は別視点で「海外にいける可能性」を模索した結果をまとめてみます。
…とは言ったものの、すみません…全然まとめられません…涙
最初に気づけよ!って話なんですが、どの選択肢もめちゃめちゃ奥が深いしいろんなパターンや可能性があって、それ単体で立派なブログ1個作れちゃうくらいスケールでかい話なんですよね。
オシャレブロガーに憧れ「有益な情報をスタイリッシュに★」なんて意気揚々と前編を書き始めた私を殴ってやりたい…
そもそも世の中には「海外転職エージェント」「留学斡旋会社」「国際結婚紹介所」って調子で、それぞれ独立したビジネスが存在するんですよ。ちらっと調べただけの知識でお手軽にまとめられたら誰も苦労しませんて…テヘッ
ま、後悔してもしょうがない!
今日はひとまずあっさりダイジェスト版として書いていくことにします!
ヨーロッパにいける(かもしれない)選択肢たち 中編
前編
1. ワーキングホリデー(ワーホリ)
2. 語学留学
中編 ←今ここ
3. 正規留学
4. 駐在員
5. 現地就職
6. 交換留学
後編
7. ノマドワーカー
8. パートナーについていく
9. ゴールデンビザ (大穴)
3. 正規留学
「海外の大学、憧れる〜」って思ったことはありませんか?
そして、「金かかるからムリィ〜」と思っていませんか?
いやいや、それが、たぶんそこまでムリじゃないのです!
例えばドイツや北欧は学費無料だし、物価の安い国なら生活費も抑えられるし、卒業後は現地就職のための猶予ビザをもらえて、仕事があればそのまま残ることだってできちゃうのです!
そりゃ〜完全に0円というのはムリだけど、一人暮らししながら日本の私大にウン百万かけるよりずっと安くできるし、何より数年間その国に腰を据えて過ごせるってめっちゃいい経験だと思いませんか?大学院なら1年だけのコースも多いので、社会人にもぜひ検討してほしい。
私は若い頃大学に行かなかったのですが、高卒(厳密には高卒ですらない)では明らかに海外移住の壁が高くなってしまう事を知り、できれば留学してみたいなぁと密かに思っておりました。
が、イギリスの学費は数百万/年〜だし生活費も高い。ドイツは日本の高卒資格じゃ入学基準を満たさず応募できないと知り、とりあえず働きながらできる日本の通信大学をはじめたのでした。
なんとか大卒になって楽になりたい、大卒なら海外就職もできるだろうし、可能性が広がるはず…
そんな思いでテキストに向かうものの、そこは当然、ほぼすべて日本語の世界。
仕事も多忙な中、英語の勉強時間がほとんど確保できなくなり「もっと自由に英語で話せるようになりたい」という、私のもう一つの夢がどんどん遠ざかってしまうような気持ちになりました。
楽しいからと英語に逃げていては単位も増えず、うまく両方こなせない自分を責め、自己嫌悪に陥る日々…
(結構厳しい学校で、スムーズに単位が取れなかったのもモチベーション低下の一因です。新しい事を学ぶのはとても楽しかったのですが…余暇とのバランスもとれず苦戦しました)
そして、ふと思い立つのです。
「英語」で「勉強」して、「大卒」になればいいんじゃね?!
…はい!ここまでが前フリです!
今年、大学に応募してみようと思います!!
受かるかわかりませんが、具体的にどうやって大学を調べて応募にこぎつけるのか、お金はどうするのか、詳しく別記事に書いていきます。どうか少しだけお待ちください。
※英語で学べて値段が安い通信大学にUniversity of Peopleがあります。
が、リアル授業がなく、生徒同士で評価をつける独特のシステムが面倒であっという間に挫折してしまいました…お恥ずかしい…
4. 駐在員
普通はね、普通のまともな人なら、この一択。
商社とかやらメーカーやらに務めて、海外の支社に出向する。
駐在手当をしっかりもらい、メイド付きの立派な家を与えられ、安定した給料と社会保障を享受する…(注;あくまで想像です)
私もこの枠に憧れて、求人を検索した頃がありました。
海外系に強いDaijob.comとかCareer Crossに登録しまくり、「入社○年後にシンガポール転勤」やら「海外出張多数」なんて書かれた求人広告にハイハイハーーイ!と両手を挙げようとしたところ…
大卒以上かつ、強力な経験やスキルがないと無理でしたぁぁぁ…かろうじてできそうなのはアジアのコールセンターか日本食レストランで、間違ってもヨーロッパには行けそうになく断念。
(アジアの仕事がダメって事じゃなくて、自分の目的とは違うってだけです、一応。)
あと単純にコロナ禍で海外関連の仕事が激減してたことも大きかった。
私には全然無理でしたが、安定&安心という意味では抜群のチョイスです。
もし今あなたがやっている仕事が海外でも活かせるスキルを伴うものだったり、駐在できるチャンスがある人は絶対やってみたらいいです!羨ましい!
5. 現地就職
これを読んでいる方の中には「現地就職って何?」という方もいるかもしれません。
駐在員は「日本の企業に所属しながら海外で働き、通常は任期がある」のに対し、現地就職は「海外にある法人に採用され、そこに所属する。 ー たとえ日本企業の海外支社であっても、日本との雇用的なつながりはナシ」となります。
駐在員と比較した場合、一般的には現地就職の方が大変と言われてまして、さくっと挙げるだけで下記のハードルがあります。
- 給与を含め待遇があまり良くない
- 雇用条件に現地の言語力が求められる
- 居住ビザ発行サポートまでしてくれる求人が少ない
(ビザがないと就労できませんが、よほどの能力が担保できないとそこまでサポートしません) - 現地企業が相手なので守ってくれる母体がなく、トラブルに巻き込まれやすい
- ビザの種類によって働ける企業に縛りがあり、転職しづらい
- すべての生活費はもちろん、保険や年金など全て自分管理
- 帰国費用はもちろん自分持ち(駐在員は手当が豊富!)
もちろん、きちんと探してきちんと採用されれば全然ムリってこともありません。特にIT系、ゲーム系の知識と経験があれば日本より待遇の良い仕事も沢山あります。既に私みたいに0から模索するよりずっとスムーズなはず。
そして、欧州就職に成功した先人たちが口を揃えていうのが「ワークライフバランス最高!」という点。ドイツやフランス企業なら年に25〜30日も有休が出る!とか、金曜は早めにあがって家族とゆったり過ごせる!とか、日本よりずっとストレスフリーな生活を送れている人が多い印象。
言語の壁や文化の違いに苦むことももちろんあるとは思うのだけど、なんとも夢のある話じゃないですか。私もまさに「仕事より自分の時間がほしい」人なので、これに憧れて仕事を探した時期がありました。
ヨーロッパで仕事を探す時に使うツールとしてメジャーなのは、言わずとしれたLinkedinのほか、Monster、GlassdoorといったJob Platform。この中で働きたい国や職種で仕事を探し、応募する流れです。
ま・・・はい、そうですね・・・やっぱりそうですよね・・・
大卒、それもその職種に関連する専攻の学位+経験を持ってる人の募集が基本。
自分ができそうな日本カスタマー向けコールセンター職が数件見つかったものの、今流行りの暗号通貨の会社だったり、投資・資産運用系の結構きつそうな内容でした。もう私、アラフォーなのでございまして、ある程度自分の体力、気力の限界をわかっているので、入ったものの数ヶ月後につらくなってしまいそうな仕事に飛びこむ勇気はなく断念…。
一応、わずかながら自分の経験が活かせそうで、かつ「日本語ネイティブ」を募集してたポジションがあったらダメ元で応募してみたりもしましたが見事にひっかからず…まぁ、そうですよね…
しかし!学歴がなくてもできそうな仕事もあります!!
あちらは空前の日本食ブーム!!!
寿司職人、ラーメン職人、調理師免許がある人はどこも引っ張りだこ!もちろん、コロナが落ち着けば観光系も盛んになると思うし、オフィスワークじゃない人も折を見てぜひチャレンジしてほしい!私もするよ!
6. 交換留学
私の選択肢には入らないものの、多くの学生が『海外』の足がかりとして使う手段が交換留学です。
正直、詳しい事情はサッパリなので書けることは少ないのですが、大学生の皆さん、もしくは受験生の皆さん、行けるならまじで行ったほうがいい!!
普通に受験したら入れないような有名大学にいけることもあるし、レアな国や地域にいけたりもするし、1年間、日本の学生という手堅い身分を確保しつつ海外体験できるなんて最高です!
専攻に関わる勉強もできるし、語学も鍛えられるし、きっと後々に活きる経験になるよ!
そういえば今書きながら思い出しましたが、「大人でも、通信大学生として交換留学できる方法はないか・・・」を一瞬模索したことがありました。
…ありませんでした爆
…というのは嘘で、日大通信にこんなページを見つけました。実際どのくらいの人がこの制度で交換留学できているのかはわかりませんが、全日制よりずっと学費が安いので、私大にいく予算はないけど、交換留学してみたい…という方は問い合わせてみては。
…と、ここまでで中編終了となります!
次回いよいよ後編となりますが、ここへきて私、大きな不安にかられてます…
色々豪語しておきながら、たいした情報書いてないやんけと…!!!!
いや、あるんです!もっと詳しく書きたいトピックが!
ただ、ここに書き始めると記事がローンローングマァーン※注 になっちゃうので、なるべく端的にした結果でございました…後編が書き終わったら各トピック別に記事を書いていきますね。
今回もおつきあいくださりありがとうございました!!