滞在日: 2022年7月16日-19日
(前回の記事はこちら)
ボローニャ、フェラーラに続いて、トリエステにやってきた私。
が・・・
ヨーロッパを連日襲った熱波の影響で毎日35度超え!
夏なので夜10時まで明るく、全く気温が下がらない!!
(もともとイタリアの夏はかなり暑いようですが、まさかここまでとは・・・)
きわめつけは・・・
宿、鬼クソバカアホ暑い!!!
いや、個室なのにかなり安かったし、気温がもうちょっと低かったら相当快適に過ごせたはずなんです。今回は私の予算不足とタイミングの悪さが重なってしまっただけなので、宿に罪はありません・・・。
(あっ予算不足はいつものことだったゎ・・・)
そんなこんなで、さすがにバテて軽い観光しかできなかったトリエステリポートをどうぞ★
はじめてのイタリア4 – 酷暑のトリエステで耐久・夕方散策
さて、トリエステ駅についた私!一応、初めての土地&大きな駅ではMAX警戒モードで街の様子を伺うようにしてまして、変な空気が流れてないか確認しながら出口へ。
人があんまりいない・・・18時半だもんね。
駅舎。きわめて普通の空気。床にカバンと体を投げ出して電車待ちしてる人もちらほら。
外に出ました!Google Mapを使って予約していた宿に向かいます。
振り返ったついでにトリエステ駅をパシャリ。
フェラーラほどではないけど、まぁまぁいいかんじの街。
カモメがめっちゃいる
カモ・・・メ・・・???
いやちょっと存じ上げないっスね・・・なにどり?
さすが観光地。大きなホテルがいっぱい。
左の黄色いのはHOTEL ROMA。ここトリエステだけど。
宿までは駅から徒歩20分くらい。バスの乗り方わからんし歩くことに。バックパック重いぜ・・・。
顔!
整った街並みだけど、車やバイク、人通りが多くて結構さわがしい。
カフェ・レストランが沢山たちならぶエリアに入りました。私もおいしいもの食べたい。
TOKYO!! かなり賑わってる。隣に中華料理屋もあり、店員さんは中国系っぽかった。トリエステには大きな大学があるので日本人もいるはずだけど、、、みなさんどこでバイトしてるんですかね。
宿はエレベーターなしの6階にあるので、先に水を買っておきたい・・・近くのスーパーで水を調達。
映画館!
ジブリ特集!!もののけ姫見たいな・・・。
宿は映画館のすぐ近くでした!Airbnbで予約した個人宅の1部屋なので、住所のわかる写真は載せないでおきます。小さいベッドが2つあり、2人でも泊まれる仕様。
屋根裏のようなお部屋なので窓がめっちゃ小さい。そして室内の明かりが「これでどうしろと?!」ってレベルで薄暗く、夜に読書や作業はできそうにない・・・。
さらに・・・かなりの湿気と熱気で窓閉めたら灼熱地獄・・・なんなら開けてても灼熱地獄。冷風扇みたいなのが置いてあるけど焼け石に水。これは・・・やばいぞ・・・。
内装、めちゃかわいい。でもなんか・・・よく見るとあらゆるところが若干ホコリっぽい。たぶんずっと窓開けてるから海と街から色々入ってきちゃうんだとおもう・・・にしても・・・。
試しに室内の大きな鏡をティッシュで拭いてみたら・・・
凄いホコリの塊が収穫できました・・・
・・・
・・・ほらぁ、私ってェ、こういうのムリな人じゃないですかァ・・・?
ほんの5分プラスで掃除するだけでェ、全然部屋の清潔感変わるじゃないですかァ・・・??
・・・なんでソレ、やらないんスかねェ?
・・・
・・・と言ったところできれいになるはずもなく・・・これくらいの雑さがイタリアスタンダード・・・ね、そうなのよ・・・と自分に言い聞かせる。
洗面台、シャワーブースのある↑の洗面所とトイレは、もう一組のAirbnb客と共同です。
↑で分かる通り、シャワーブースのドアが全然締まりません。築100年超えアパートなので時代ごとに色々改造した跡がみられますが・・・そもそもドアを閉めようという気力を1ミリも感じない作りになっています。めっちゃ水漏れるし、冬は寒そう・・・。
まぁしかし・・・
気にしないことにします!
だって安いんだもん!
4月の早いうちからリサーチ&予約したお陰で 3泊 €92.5(約12000円)。
近隣のホステル相部屋が最低でも1泊€30〜€40する中、この値段で個室がとれたのはかなりラッキー。
そうそう、この日はどうしてもケバブが食べたくて、途中でテイクアウトしてきたのです。
ただ・・・私が思ってるケバブ(ベルリンのおいしいやつ)と違って、パン生地がパニーニっぽいやつでした。ケバブすらイタリアナイズされちゃうのか・・・いやむしろケバブというカジュアルフードだからこそ、ローカル色が色濃く反映されるのか・・・。
誰か『ご当地ケバブにみる各国の食志向とローカライゼーション』ってテーマで研究しませんか・・・。ちなみにパニーニ版も普通においしいけど、やっぱりベルリンのケバブが食べたい。
デスクの前に貼られたイギリス&アイルランドの地図を眺め、汗だくでケバブを食います。せめてもの救いは、廊下にミニ冷蔵庫があり水などが冷やせたこと。これなかったら死んでた・・・。
この日は疲れていたので、シャワーを浴びてぐっすり・・・
眠れるかぁぁぁぁぁぁぃ!!!!
暑い!暑い!暑い!暑いよおおおおおおお!!!
翌朝。
冷風扇のフリをしたぬるい送風機をガンガン体にあてたおかげでなんとか眠れたので、昨日スーパーで買っておいたパン、バター、トマトをいただきます。
真ん中にある銀色の四角いやつは、チーズだと思って食べたらセメントでした・・・いや多分何かの食品なんだけど・・・やっぱりセメントだったので即ポイ。失敗も含めて楽しむのが海外スーパーの醍醐味。
このバター超おいしかったです!
SPARっていうスーパーマーケットチェーンで扱ってるBIO(オーガニック)シリーズのひとつ。私が買ったのはミニサイズ8個入で€2 くらいのやつでした。ほかのビオ製品もたぶんおいしいので試してみてほしい。
DESPAR BIO, LOGICO SCELTA VERDE BURRO DI CENTRIFUGA BIOLOGICO 12 X 8 G
この頃の記憶があいまいなんですが、基本日中は出歩かず部屋でブログ書いたりしてました。外に出るのは18時すぎてから。でもまだ暑い・・・。
かお!
なにもかんがえずにフラフラ歩きます。日が当たると暑いのと、まぶしくて前が全く見えなくなるのがつらい・・・。
いぬ、バテてる
なにやら面白そうな建造物。階段で上の方に行けるみたいだけど・・・人があまり通ってなかったので念の為スキップ。
ローマ時代のシアター跡!観客の社会的地位によって席や空間がはっきりわかれていたそうな。
Theatro Romano
右側に階段があったので登ってみる・・・
一日部屋にいたので、良い運動。
治安悪い街の場合、公園にやばい人が集まってる事が多いのですがここは普通でした。まだ明るいしね。
さらに登る。
なんかある
Antiquarium。 1980年代の発掘作業で、紀元1世紀初期の住居や壁、食器などの生活用品がみつかった場所。
夜だったのでガラス越しですが、2000年前のものが残ってるってすごいなぁ。
住居はまもなく放棄されましたが、2世紀には埋葬用として使われた石灰石のボックスが設置されていました。その後4-5世紀にも墓または埋葬地として使用された形跡があるとのこと。
荘厳な壁の間を抜けていきます
なにがあるかわからないけど、なんかありそう
おっ
ふりかえると、アドリア海!
教会!
サン・ジュスト大聖堂(Saint Giusto Cathedral)
5世紀、ローマ時代の神殿(カピトリウム)跡地に、バシリカ式教会が建てられました。
9世紀〜11世紀、同じ地に2つの建物がつくられます。1つは聖母被昇天を献じる小ぶりな教会、もうひとつは聖ジュスト(San Giusto)のためのチャペル。
14世紀のトリエステでは、街の守護聖人聖ジュスト(Saint Justus of Trieste)を称える大きな大聖堂を作ろう!という動きが起こりました。しかし予算が限られていたため0から作ることができず、もともとあった二つの建物を合体させる手段をとったのです。さらに節約のため、左側の鐘楼塔部分には当時発掘されたローマ時代の通用門跡や石がそのまま転用されています。
美しい薔薇窓(Rose Gothic Window)もこの時設置されましたが、建物正面の形が非対称なのにはこうした背景があったのですね・・・。
入り口。中はミサの真っ最中で入れず。
これが左側、ローマ時代の遺跡を再活用した部分(たぶん)!ガラス越しなのでちょっと反射してる。
ここはなんだろ・・・記憶なし。
奥の方にはお城もありますが、もう20時過ぎてるので帰ろうかと。
写真ではうまく映らないけど、アドリア海がきれい。
さっき登った方向とは別の方向に下ってみます。
海外って、ゴミ事情がなかなか雑ですよね
右側にブオンコンシーリョ城。すみません、結局行かずに終わりました・・・。
トリエステの街がよくみえる
お城の周辺は第一次・第二次大戦の犠牲者のためのメモリアルパークになっています。
かなり適当に歩いたけど、街にでられそう!
あ!この階段、さっき登らずにスルーしたところだ!普通にみんな歩いてて、ぜんぜん危ないところじゃなかった。
かっこいい
途中に泉が・・・あったけど水めっちゃ濁ってる
さ、無事に降りられました。
これまたよく調べず適当に宿に向かって歩いてたら、素敵なホテル発見。ダブルツリーDoubleTreeっていうヒルトン系らしい。沖縄にもあるのか。ちょっと気になる・・・が、実際に予約するとなるとヒヨってケチってしまうんだろうなぁ。。。ああ貧乏性・・・。
7月17日は日曜日だったので、飲食店以外は早めの閉店か、終日閉店。
サン・アントニオ教会
この教会の前は広場になっていて、振り返ると海が・・・
まぶしくてなんにもみえねぇ!
いや↑の写真は誇張じゃなく、本当に目が1ミリも開かないレベルで眩しかったのです。
ちなみに頑張って言わないようにしてましたが、
やっぱり暑い・・・
ちょっとカメラの設定変えてみました!!夕日が見えます。
しかし眩しくて、現地の私にはほぼ見えてません。
かわいいパティスリー!!閉まってる!気になる!
オーストリア・ハンガリー帝国時代を反映したトリエステスイーツが食べられるらしい。
うわあああめちゃ気になる・・・けど結局行かなかった・・・。
適当に歩きすぎて迷っていたら、観光地から外れたところに賑わっているジェラート屋さんが!
ソバン!例のごとく全く英語書いてないので店員さんに聞きながら選ぶ。
ピスタチオと、レモン!おいしかったーー!
さて、トリエステ2日目の様子をお届けしましたが、いかがでしたか?
相変わらず宿の部屋はめちゃくちゃ暑く、3日目はほぼ部屋で溶けていたのであまり写真がありません。次回の記事で4日目とあわせてさくっと報告できればと思います!
・・・ていうかわたくし、相変わらず 貧乏アラフォー少食乙女なので全然外食してませんね・・・お酒も飲めないので外でビールを楽しむこともできず、ただスーパーの安いパンをかじって過ごしておりました・・・(あのバターは超うまい)
そんな味気ないブロガー(?)ですが、引き続き旅の様子をアップしていくのでついてきてくださいね!
読んでくださりありがとうございました!!!