来訪日: 2022年7月12-13日
はいいいいもう8月ですけど!!みなさん、お元気ですか!!
ここ数日はyumen webでの英語レッスン予約システム(?)的なページを構築しておりまして、WEBが全然わからん素人なので四苦八苦・・・。他にもオンラインジョブを探したり、ビザや大学、語学学校の情報を集めたり、、、意外と忙しくしております。
とはいえ、まずは7月の怒涛の旅の様子を書かねばなりません!がんばるぞ!オー!
ドイツ ケルスターバッハからルフトハンザでボローニャへ
前回の記事 でケルン・ボン空港から高速バス(飛行機じゃない)に乗った私。
電車と違って2時間でさくっとフランクフルト中央駅 バスターミナルに到着しました。ここから、空港近くの町、ケルスターバッハの宿へ向かいます。
え・・・どこそれ・・・?
そう思われる方も多いでしょう。私も知りませんでした。
実は翌朝にボローニャ行き飛行機を予約しておりまして、「なるべくゆっくり寝たい」 & 「絶対に遅れたくない」を叶える為、以下の条件で宿を探したのです。
・ フランクフルト空港駅近く、遠くても電車で1-2駅
・ 万が一DBが止まってもタクシーで行ける
・ 料金が安い
そして見つけたのがケルスターバッハだったのでした。なお空港直結ホテルはハイシーズン&直前だったこともありめちゃくちゃ高く断念・・・。ただ寝るだけだし、ここは奮発するところではないのです・・・。
ちなみに、フランクフルト中央駅から空港駅まではたったの15分程度なのですが、ドイツ到着初日に同じラインの電車が1時間半も(!)遅延したので、ビビって急遽予定を変更したのです。
バスを降りて出発!このあたりは6年前に旅行した際何度もウロウロしたので、記憶を頼りに駅に向かいます。
ご存じの方も多いと思いますが、フランクフルト中央駅前の一角はめちゃくちゃ歓楽街。夜になると怪しい男女やヤク中さんがウロウロ・・・。
駅の周りもなかなか治安が悪く、私がちょろっと通りかかったときも下半身ベロンベロン(着衣という概念が崩壊した状態)のおじいさまが酒を飲んでおりました。
駅ってワクワクするね。東京駅とかも大好き。
治安悪いのは困るけど、ヨーロッパの巨大駅は天井が高くて、横並びのホームの眺めは壮観。
Sバーン 8番に乗ります。
同じ目的地でも番号が違うとルートが変わるので、DB Navigator(ドイツ鉄道公式アプリ)から乗り換え案内をチェックするのがよいです。頻繁に発生する遅延や運休情報もほぼリアルタイムでアップデートされる。(が、どちらもだいたい突然起こる)
あれ、ホームの写真がないや・・・フランクフルト空港駅の一つ奥にある、Kelsterbach駅。
とっても小さい。駅前にはほとんど何もありません。カフェとパン屋があるくらい。
Google Mapをたよりに、徒歩15分の宿に向かいます。
のどかでめちゃめちゃいい雰囲気なんですが・・・
暑い・・・
かなり暑い・・・
マイン川沿いに緑道が続いていて、カフェやパブがいくつか。
こんなに明るいけど既に6時過ぎてるので、スーパーで夕飯を調達したい・・・が・・・全然なさそう・・・
ゆったり。とってもよい。
ケルスターバッハは人口たったの1.7千人、ヘッセ州グロセゲラウ地域にある町です。
Wikiを見てみたのですが、3世紀頃のローマコインや噴水跡が見つかっているとか、12世紀に最初に記録に登場したこととか・・・全体的に地味で、現代にいたるまで目立った出来事はないようです・・・歴史深いドイツにしては逆に珍しいかも・・・。
Wikiに面白いエピソードが載っていました。
ケルスターバッハは少し前まで、「ヨーロッパで最も早い時期の新人類が発見された地」として有名でした。ベルリンの有名な考古学者がこの地でクロマニヨン人の頭蓋骨が見つけ、およそ35,000年前のものと断定したのです。
・・・しかし後になって、彼の炭素測定法による計算は捏造だと発覚しました。ケルスターバッハでは複数の小型石器(細石器)が見つかっていますが、これだけでは人類がそこに生活していたかどうかまで判断することはできません。
参照: Wiki & 2005年のニュース元
途中、シティミュージアムなる看板を見つけましたが、後で調べたらなんと日曜の数時間しかオープンしていないらしい・・・あとは事前アポイントが必要とのこと。ゆるい。好き。
日陰に入ると風が気持ちいい。
到着。レストランが運営しているペンションなので、スタッフの方に声をかけてチェックイン。英語があまり通じなかったけど、私のつたなすぎるドイツ語でなんとかクリア。
とりあえず Alles Klar!って言っとけばいいのさ・・・
さて、お部屋。一泊 €53 (7,500円くらい)と、今回の旅の中ではかなり奮発しました。だって飛行機遅れたくないから・・・。
が・・・
冷蔵庫、クローゼット・・・
専用バスルーム(トイレとシャワーブース)、タオル、ドライヤー・・・全部揃ってる・・・。
いいんだよ・・・全然いいんだけど・・・
なんか、すごいホコリっぽい!!!!
ベッドランプの傘がホコリで真っ白だし、電源さしてもつかない・・・。
建付ガタガタのクローゼットにはクモの巣はってるし、ベッド周りも明らかに清潔感がない・・・。(さすがにシーツ・タオルは新しかった)
あのね・・・
安い宿で、建物がめっちゃ古かったり、備品が壊れてたり、エレベーターがなかったりするのは全然いいんです。でも・・・
最低限の掃除はできるでしょ!
毎日じゃなくても、もうちょっとできるでしょ!!!
こういう部屋って、落ち着かなくてぐっすり眠れないんだよう・・・つらいよう・・・長期滞在するなら自分で掃除するけど、1泊だけなのにそこまでしたくはない・・・。
ということで・・・
気にしないことにしました!
これも一つの経験!
相部屋のホステルすら5000〜6000円する物価高のヨーロッパで、7500円の個室だぜ?
文句いってるアンタのほうがどうかしてるさ・・・・。さ・・・。さ・・・。←エコー
この日はどうしてもチェリーが食べたくて、駅の近くに行けばスーパーあるかな・・・と、地図もよく見ず歩き出す。本当にのどかで気持ちいい。
・・・結局スーパーは駅から15分くらい歩いたところにあって、なかなかの長い散歩になりました・・・疲れた・・・お腹がすいてたまらなかったのでパンを食べ、宿で無事にチェリーも食べれたよ!!
朝も早いので早めに寝・・・ようとしましたが、10時くらいまで外が明るいこともあり体内時計がうまく作動せず、眠りについたのは2時頃。
さて、翌朝6時!壁が薄くてホコリっぽい宿を出発!!
ホテル看板前に無造作なゴミボックス!
朝のマイン川、めちゃきれい。
ちょっとわかりづらいけど、巨大な船(全長300mくらいある)が通ってました。
ながーい
早起きはつらいけど、朝の空気っていいよね。
バナナ落ちてる!!!
実は私、欧州・ポイ捨てバナナピール連合会 会長なのでしっかり現場を押さえます。
もう一個ありました!
ペアでの華麗な技!
駅につくと、案の定電車が1本来なかった・・・でも15分後に来たやつを無事にゲット。
※Kelsterbachが終点になる電車が多く、折返し出発するやつでした。
逆方向行きの電車だとおもって一瞬迷ったけど、中にいたヨッパライが強制的に車両から出されてたお陰で「始発」と認識できました。ありがとう、ヨッパライ。
コロナ禍での大幅な人員削減の後、突然の需要爆発に耐えられなかったエアラインがとても多い。特にルフトハンザは大量欠航、大幅遅延があちこちで大騒ぎされている状況でした。(現在進行中)
私が予約してたボローニャ行きもルフトハンザでして、いつキャンセルされるかと毎日ハラハラしてました・・・が、意外なほどスムーズに乗れました。ラッキー・・・。
とはいえ空港カウンターはかなりの人でごった返し、預け荷物の依頼やキャンセルされた便の変更、あらゆる相談のためのサービスは相当時間かかっている模様。
ロストバゲッジの話も沢山聞くし、荷物を預けずに済むならそのほうがよいです。私はキャリーオンの大バックパック1個だったこともあり、この後に乗った飛行機全て問題ありませんでした。
急ぐ旅でもないので後方の席にしたら・・・ガラガラ!!!!快適・・・!
ちなみにフランクフルト(FRA) → ボローニャ(BLQ) の片道チケットは4月頃に予約し、€68 (約9,300円)でした。旅行は早くとるに限る・・・!
アルプス!!!標高高いだけあって凄く近く見えます。
これに登る人がいるの?嘘でしょ?ほんと?いやいや・・・え?
30分くらいウトウトして目覚めたら雑に置かれていた水。そうか、LCCじゃないので飲み物つくのね。
飛行機からの景色って大好き。
1時間ほどのフライトでボローニャ空港に到着!!
バゲッジクレームを抜けて出口を通ったら、ある1室に膨大な数のスーツケースが並べられていました・・・たぶん・・・全部ロストバゲッジしたやつ・・・?恐ろしい・・・
空港内には無線通信の発展におけるノーベル賞受賞者・グリエルモ・マルコーニの小さなミュージアムが。
フランクフルト→ ケルン1泊→フランクフルト1泊 と移動が多く疲れていたので、ラウンジでひとやすみ。(到着だけどいいですか?と聞いたらすんなり入れた)
さすがイタリア、カプチーノめちゃうまい!
はい、みなさま!!もうお気づきかと思いますが、今回のブログは
ただ移動しただけです!!!
すみません!でも移動だって旅の醍醐味なんです!
ホテルに翻弄されたり、乗り換えで迷ったり、スーパーで買ったものがまずかったり、空港を無駄にウロウロしたり・・・そういうのもめちゃくちゃ楽しいんですよ!!
私、誰よりもエンジョイっちゃってますよ!!!
こんな調子で引き続き書いていきます!
読んでくださりありがとうございました!