来訪日: 2022年7月13-14日

はいいい!!!

人生初・ イタリア編がスタートしました!!

イタリアには合計6日ほど居まして、ボローニャ1泊 → フェラーラ2泊→トリエステ3泊とこれまた移動が多め・・・。

加えて欧州で猛威を奮っている熱波がひどく、2箇所はエアコン無しの宿だったのでかなり大変でした。特にトリエステの宿がトラウマ級に暑くて・・・これも追って書いていきます。

それではみなさま、いってらっしゃーい♪

(ディズニー風)

初めてのイタリア1 ボローニャ1泊ビビリ散策

(前回の記事はこちら)

ケルスターバッハからボローニャへやってきた私 。

市街地に向かうモノレール?とやらを探します。

みんなが吸い込まれていく方向へ

マルコーニエクスプレス!新しいモノレールだそうです。

ゲートにクレジットカードのIC読み取り機がついていて、チケット買わずにICクレカをかざすだけで乗れます。めちゃ便利・・・!!

今回6年ぶりに欧州をめぐってて、かなりいろんなところでデジタル化が進んでるなと思う。

日本は交通網がしっかりしてる割にデジタル化、特に国際化がまだまだのように感じるので頑張ってほしい・・・。

マルコーニエクスプレスWiki

日本語Wikiをみると、「2019年3月運行開始予定」って・・・ん?

たったの7分でボローニャ中央駅に到着。値段は€9.2 とお高めだけど、便利できれいで安全。

予約していた宿は中央駅の目の前。 事前にGoogleMapを見て場所を覚えておいたけど、たどり着けるかしら・・・

実は私、初めての南欧にめちゃめちゃビビっておりました。

イタリア全土とパリ市内は3歩歩けばスリに遭う・・・と信じて疑わず、到着した瞬間から警戒MAX! 超びくびくしてました。

が・・・みんなフッツーに携帯見ながら歩いてたよ・・・。

一応、携帯と財布は前がけショルダーバッグに伸縮ストラップでつなげておき、簡単に盗られない状態で歩きました。「携帯見てたら突然ひったくられた!」なんて話も身近にきいていたので、念には念を・・・。結局あぶない目には遭いませんでしたが、ストラップでしっかり繋がってる安心感はかなり大きかったので皆様にもオススメします。

どうも今居るのは駅の裏側っぽい・・・ということで地下通路を抜けてメイン出口にいくことに。

ヨーロッパの多くの電車は自転車OK(チケット別)なので、こんな場面によく出会います。

きたきた。「中央駅」とつく場所は基本治安が良くないので注意しないと。

ちらほら物乞いやホームレスっぽい人も見ますが、意外と安全な雰囲気。

観光客たくさんいました。

すっごくいい天気。そして暑い・・・35度以上あります・・・。東京と変わらんやん・・・。

駅を出て右へ。もう見えてます。

こちらのビルの上、住宅の一室がB&Bになってました。

ホテルの方には事前に「◯時頃つくよ!」と伝えておいたのですが、ビルの入り方がわからずまごまごしてたら「大丈夫?今どこ?」ってメッセージくれました。イタリア人なのに時間に正確・・・!!(偏見)

B&B Itremoschettieri

客室は2部屋だけで、共用のシャワー・トイレルームが一つ。

シングルルームを予約したはずなが、広い方でいいよと言ってもらえました。風通しがよくて快適なお部屋。

ホストのお兄さん、英語ほとんど話せないけどGoogle翻訳つかって沢山説明してくれて、特に窓の外側についてる雨戸?部分は 「絶対に固定しておいてね!!」と念を押されました。

インポルタンテ(importante)!」って思いっきりイタリア語で言われましたが、ちゃんと意味がわかってしまう・・・印欧語族&ラテン語源の共通語ずるい。

朝食付き、ということで既に全セット用意されてました。ロビーにコーヒーマシンもある。

ナイフとスプーンはあるのにフォークはなかった。

前日の宿の恨みがすっかり浄化されるほど清潔!

共用バスルームの写真を撮り忘れましたが、トイレ、シャワー、洗面台が各1つづつあります。

ただ、誰かがバスルームに入っていると他の人は手も洗えないというのがネック・・・私は幸いもう1人の方と鉢合わせることはなかったですし、まさかの1泊5,200円(ホステル相部屋でも同じくらいする)だったので全く文句はありません。

朝食っていうかスナック多め・・・?夕方からボリボリいただきました!

宿は市街地からは少し離れているので、かの有名なボローニャ歌劇場を拝みに出発。

途中、なんか大きいイベント会場?みたいなのを見つけましたが、なんだかわからず。公園?バー?

正直、町があまりきれいではないな・・・という印象。

いたるところに物乞いやホームレスがいるし、アンモニア臭のするスポットもちらほら。

あとドイツに比べると黒人率が高い。←その人の雰囲気によるけど、正直ちょっと怖いときもある

そこらじゅうに古い遺構っぽいのが散在

なんか門

洗濯物を外に干してる!ドイツでは見かけなかったので新鮮。

街の多くがこうした屋根付き商店街になっていて、雨の日も暑い日も快適に歩ける

古い建物がゴロゴロ。一つ一つわかったら面白いだろうな。

また来れたらガイドツアーに参加したい。今回は暑すぎて無理。

屋内マーケット発見!

くだもの!!野菜!!肉!!チーズがたくさん!!

長期滞在して色々食べたい。しかし英語がびっくりするほど通じない・・・。

日本にももう少しマーケットがあったら楽しいだろうな。週末は家族で青空市へ!みたいな。

かわいい

さすがお洒落の国、イタリア。あちこちにブティックやコスメのお店が並んでいます。どこもこんな素敵な建物に入っててかっこいい。

少女、水を吐く

ライオンと兵士も水を・・・吐いてなかった

なんかでっかいとこきた!たぶん中心地!

観光地なのに、あらゆる看板がイタリア語オンリーなんです。

ゲルマン系とは別の系統の言語ということもあり、表記の綴りで意味を予想することも困難・・・。

あっ

よくみるとおっぱいから水出てる!すごい!凄い才能!

路地裏にはカフェ、バー、チーズ屋さん、パスタ麺やさん、サラミ屋さんなどぎっしり。

暑い・・・教会で涼もう・・・(不純な動機ですみません)

サンタマリア・デッラ・ヴィータ教会(Santuario di Santa Maria della Vita)

ウォラギネの黄金伝説は数ページで挫折した私。主要聖人はもちろん、12使徒の名前すら覚えられないのですが、なんか良い方法ありませんか・・・やっぱ勉強せねば。

だって殉教の概念全然理解できないんだもん!!いやそういうのも含めて歴史は面白いけども!!

お店がたくさん。

暑い・・・

古い建物に沢山文字が彫られているけど、おそらくラテン語なので全然わからない。悔しい。

サン・ピエトロ大聖堂。

手洗い猫 (猫とは言ってない)

そうそう、スーパーが全然見つからなくてかなりウロウロしてしまいました。

観光地だからか、パッと見でわからないスーパーが多い。ちなみにCONADはスーパーチェーンのひとつ。野菜が食べたかったので、メランザーネ(ナス)の焼いたやつみたいなパックを買いました。

ドイツでも思ったけど、やはり確実に物価が高くなっていて、6年前にくらべて3割ほど高く感じる。

なぜ!なぜ少女(?)をくっつけるの!

なにやら洋服市場発見。

バックパッカーなので最低限の服しか持ってませんが、追加で欲しくなったらこういうところで買えばいいかも。今の所なんとかなってるので我慢。

マーケット横の広場を歩いてたらおばさまに声をかけられ、全部イタリア語でしたが「この広場をバックに、写真が撮りたい」っぽいリクエスト。彼女の携帯で数枚撮ってあげました。

私のミラーレスを指差しながら 「あなたがカメラを持ってたので、適任だと思った」的なことを言われた気がする。

日本食レストランをいくつか見かけるも、どうみても日本人ぽくないスタッフが多い。

明るいけどもう20時。暑すぎるので宿に戻る。

宿に帰ってフレッシュモッツァレラとトマト、焼きメランザーネ!

ナス・・・

全然おいしくない・・・

忘れてた・・・海外スーパーの惣菜ってまずいんだった・・・。いや、私が間違った食べ方してるのかも。

モッツァレラは最高でした。

そしてシャワーを浴び、ゆっくりくつろいで就寝!!

あれ・・・

ボローニャ歌劇場は?

・・・

ま、いっか。

さて翌朝!

部屋がなかなか暑くて大変でしたが、前日の手洗い洗濯物がカラッカラに乾いてて最高。

荷造りしてバックパックをロビーに置いて、いったんチェックアウト。後ほどピックアップしに戻ります。

時刻は朝10時すぎ。

Twitterでオススメしてもらったサン・ルカ教会に行くため中央駅でバスを探しましたが、バスチケットの購入に失敗(めちゃめちゃ迷った & すごい並んでてバス乗れず)

仕方がないので、マッジョーレ広場から観光トロリーバス?に乗ることに。

集合時間の10:45分、派手な赤いワンピース(そして赤いリュック)のお姉さんがゆっくりゆっくり受付をしてくれました。そのゆるさ、好き!

サン・ルカ教会にいくには、長い長い上り坂の回廊を進む必要があるのですが、このバスなら頂上までいっきに運んでくれます。教会の展望チケット付きで往復€17

節約したい&体力に自身がある方は、市バスで安く行くことができます。

ゆっくり、でも力強く進んでいきます。

使い捨てイヤホンで、各種言語のガイドを聞きながら快適な運行。

標高300mの小さな山に、市街地から続く合計666個のアーチ門回廊(1674–1793)が続きます。ひたすら上り坂。

この回廊は、毎年の行進で運ぶイコン(icon)を守るために造られたそうです。

みえてきたよー

うずまきのお父さんも、他のみんなも写真とるよー!

途中、”トロリーバスごとひっくり返るんじゃ・・・”と思うほどの急坂が続いて怖かったですが、無事につくことができました。

きれい!

景色もきれい!

青空に映える

のどかな景色が続いています。

これが、ヴィッラノーヴァから続く豊かな文明の地か・・・(知ったかぶり)。

みんなパチリ

礼拝堂ではまさにミサが行われていたので写真は撮りませんでした。

展望チケットを使って、ながーい階段を登って頂上へ。

とってもせまい展望台に到着。

気持ちいい!

が、暑い!

教会自体はとても小ぶり。30分もあれば十分見られます。

満足したので帰りのバス停へ。

案内担当のお兄さん。バスにはアジア人が私だけだったので覚えててくれたようで、『おっ帰るのかい?』と声をかけられました。写真も快諾していただく。

ちょうどよくバスに乗れたので出発!

私が乗った朝イチの便は比較的空席があったけど、2便は満席でした!

あれ・・・なんか既視感・・・とおもったらうずまきのお父さん。

バスも教会もとても良かった!!

さて、街に戻ってきました。

別のトロリーバスに遭遇。かわいい。

Impero

朝ごはんを食べてなかった(お部屋の朝食用スナックは昨日食べきった)ので、宿のホストオススメのスイーツ屋さんへ。

おおおおテンションあがるううう

わああああどれにしようううう

ミニクロワッサンと、なんかピンクのケーキと、カプチーノ。おいしかった!

Cappuccino €1.6、 Mini Croissant salat €2、 Monoporzioni €5 合計 €8.6 (約1200円)

カジュアルなカフェ。

奥の方にいくと、スタッフがサーブしてくれるレストランスペースもあります。

まだ電車に乗るまで時間があるので、2時間ほど散策。

ゴシック回廊。いいね。

かわいいお魚キッチングッズの店

なにしろ無数に古い建物があるものだから、修復が追いついてない感がすごいです。

こちらの建物はイソラニ伯爵の持ちビルで、数年にわたる復元作業によって徐々にオリジナルの木造りに生まれ変わっているらしいです。

そして・・・こういう歴史名所の解説で使われてる英語って専門用語も多く凄く難しい。

地域、年代、宗派、支配してた王朝によって独特な固有名詞もたくさんでてくるし、全部理解できることは稀。でも、ちょこちょこ調べながら語彙が増えていくのが楽しいです。

建物の中は住居とテナントがいっぱい入っていて、日本食料理のレストランもありました!

ウロウロ。

いや暑い・・・。

修復プロジェクトなのか普通の建設現場なのかわかりませんが、女性が多く働いてました。

Gallina Smilza

この店、めっちゃかわいかったので是非行ってみてほしい。

カラフルでレトロ風の食器や服、小物が売っていて素敵でした。私もつい食器を買おうとしちゃいましたが・・・

私・・・家ないんだった・・・

途中、ドイツ系ドラッグストアのdmでお買い物をして、13時半になりました。電車は15時半。さっき食べたばっかりだけどランチに向かう。

Ristò Pallotti Bologna – 英語メニューなし!指差し注文!

ボローニャにきたので、ラザーニャを食べる!!

お店の外観を撮り忘れましたが、こちらも宿のホストオススメのお店。すっごくおいしかった。

(お店の人にきいたらこれはラザーニャじゃなくてナスとなんとかのチーズ焼きらしい)

全然知らなかったんですが、こちらでは食事の時にグリッシーニやクラッカーが出るんですね。誰かの忘れ物かと思って焦りました。

途中、隣の席に座ったオジサマにカタコトの英語で話しかけられる。普段はフィレンツェに住んでいるそうで、「楽しんでね」と笑顔で見送ってくれました。

イタリア、英語全然通じないけど、みんなやさしい。

ご飯、外で食べれば、めっちゃおいしい。


長くなりましたが、その後若干迷いながらもホテルに戻り、無事にフェラーラ行き電車に乗ることができました!!

ボローニャの正直な印象は「観光客でゴミゴミしてて、そして結構汚い」 です。でも思ってたより治安は悪くなさそう(ちゃんと気をつけててれば!)だし、また秋か春に訪れたい。

次回、フェラーラ編もお楽しみに!

最後に一言!

・・・あれ?ボローニャ歌劇場は?

【投げ銭大歓迎】
このサイトを応援したい!という方がたまにいらっしゃるので、恐縮ながら投げ銭ボックスを設置しています。
※うまく表示されない方はこちら

※匿名希望の方は、名前の欄にニックネームを入れてください。
※決済サービスStripeのセキュリティについてはこちら

上部へスクロール