※当時の記事が消えてしまっていた為、復旧させました (2022年1月7日追記)
ううう…4月半ば…もう二ヶ月近く経とうとしてますが。
東京のドイツ語学校Goethe Institut にちょっとだけ通ってた時に仲良くなったアクセサリー作家の友達が
デュッセルドルフに住んでいて、その子がデザインマーケットに出店するということでライプツィヒ行ってきました。
巨大バスターミナル ベルリンZOB (Berlin Zentraler Omnibusbahnhof)
ここがまた遠くて家から1時間近くかかる…ちょっと大変。
トイレ使用はベルリン市内の通常価格?50セント。
待合室。切符売場や売店がある。マクドナルドの小さいスナックスタンドも。多くの国がそうだと思うけど、
同じ商品なのにスーパーマーケット以外で買う水や食料は凄く高い。できれば事前に用意しておこう。
陸続きにパリでもローマでも行けてしまう。とにかく安いのが魅力だけど、20~場合によっては30時間かかる。
そうか。ポーランドだってすぐとなりじゃないか。
※同じ行き先のバスももちろん沢山あるので間違えないように。
コインロッカー久々に見た。大きいHUB駅にしか基本置いてない。
2階の一番前をゲット!隣にも人は来ず。ラッキー。
出発!
ちょっと走っただけでかなり田舎。
人工物がほぼ見えない
だだだだだだ大草原!!!!
ベルリンに来た時「坂が無くてラクな街だなー」とは思ってたけど…ドイツほぼ全域これなんだね。
超北海道。土地なんぼでもある。山と海ばかりで密集するしかない日本とのポテンシャルの差を感じる。
2時間半ほどでライプツィヒ!!
ちなみに今回、MEGABUSというイギリスの会社のバスで、往復まさかの€7(840円)でした。
特急電車ならもっと早いけど往復€40以上する。お得すぎる。
歩いて10分程でライプツィヒ中央駅。
中がショッピングモールになってる。
入ってすぐのホール。
最上階が駅。
かわいこちゃん
みどりのかわいこちゃん
ドイツの駅は改札がなくて、例えば切符の買い方がわからず困ったときに聞く人がいない。
みんな親切なので通りすがりの人に聞けば教えてくれるけど、それもなかなか大変。Leipzigは治安が良いから
多分大丈夫だけど、都市部では「助けるフリして小銭をかすめ取る輩」が居るらしい。気をつけてね。
駅をでます
小雨。やみそうにないので歩き始める。
あれ…
昼時なんだけど…
だれひとり歩いてない
不安に襲われつつもなんとか会場へ。わくわく。
動物園の敷地内(入り口は別)にある
そしてこの動物園、ライプツィヒ観光地人気ランキング一位らしい。何が凄いのか気になる。
普段は劇場として使われてるホール!
いろんな作家さんが服やアクセサリーが売ってる。
友達が作っている樹脂アクセサリーたち。素敵すぎて選ぶのに1時間くらいかかっちゃった。
NEONというブランドで、こちらで購入できます。サイトも素敵なので見てみて!
お友達のお友達(韓国&日本)が出店していたブース。生花のキャンドルや間接照明。こちらも素敵だったー。
外に出ると、人が増えてました!よかった。
トラムと地下鉄が走ってるけど、小さな街なので歩いてもまわれる。
デパートやショッピングモールが沢山。
マルクト(マーケット)広場。残念ながらこの週は特にイベントはやってなかった。
一見地味ーな建物なのに、入るとこんな素敵なことになってたり。
どこにいってもどにかく銅像やモニュメントが多い。
なにやらアクロバティック
ベルリンと違って道も街もきれい。「THE ドイツ!」感ある。
にほんご!
ほんとにこっちは日本食人気なんだなー
このホステルに泊まります。一泊€20 チェックイン&荷物を置きに。
こういう建物様式にも慣れてきました
ホステル選びで毎回迷うのが「ベッドの数」。地価の高い都市部では1部屋に20ベッド以上あるタコ部…
もとい、合宿状態のホステルも珍しくない。ただそんなに大人数だと落ち着かないんじゃないかと
なるべくベッド数が少ない宿を選んでいるのだけど、そうすると部屋が狭くて誰かの物音がダイレクトに
伝わってちょっとつらかったりする。4人部屋に自分だけ、というラッキーなケースも。
部屋のすぐ下はフロント兼バー。深夜までズンズンクラブミュージックがかかっててかなりうるさかった。
とはいえ、あまり静かすぎると逆に他人の物音が気になってしまうので、そこはバランスかなぁ。
(私そもそもホステルに向いてないのかも)
またお外へ。
夕方晴れてくれた!
銅像ALBRECHT THAERさんだそうですが
ビール瓶もってる!
Leipzig大学の横にあるホテル。
一番高い建物だそうで、29階の展望台へ。
入場料€3。
絶景かな!
絶景だな!
…土地、平すぎる!!!
昼間会った友達のみんながアパートメントホテルでパーティーするというので参加させてもらった。
ドイツ食材で美味しいごはんたっぷり
ニョッキ!
スペアリブ!
ドイツ名物シュパーゲル(白アスパラ)も食べたよ。
夜遅くなったので、短距離だけど地下鉄で宿へ。
駅も電車も凄く近代的。ベルリンと違う…!!!
ピカピカじゃないですか…
翌朝。
あれ
なんだ…
やっぱり人がいない!!!!なんなの!ライプツィヒ人夜型なの?!
トーマス教会に来ました。
バッハが音楽監督を務めたルター派の教会。
第二次大戦後、バッハのお墓がここに移設されました。
9時からということで早速中へ。日本人らしい観光客も。
圧巻の建築
1496年築
なにやら沢山の人が集まってきた…日曜の朝の礼拝!
せっかくなので見学させていただこうと席につく。
…長い。
気づけば満席の教会の中で身動きできず1時間半もの礼拝を楽しむことに。とても貴重な時間だったし、
参加できてよかったけれど、お腹が空いて大変だった…
後で気づいたけど途中現れた聖歌隊は世界的に有名なトーマス教会少年合唱団だったらしい。
「ドイツともなると歌のクオリティが違うのわ…」なんて感嘆してた私のどアホ…
「こちらのほうがバッハ様ということでよろしかったでしょうか…」
まだ参列者の皆さんが沢山居て神父?さんのところに並んでいたので中心部の装飾は撮れず。
本当に美しい教会でした。
観光地だからかこういうお店はちょっと高い&あんまりがっつり食べるほどではなかったので
さらりとした朝食になりました。
驚いたのがこちらのトイレ事情。ベルリンなら基本的に「飲食した客はトイレ無料」なんだけど、
この街はどこに行ってもまさかの€1。いちゆーろ…高い…一泊二日で€5くらいトイレ代に。
何の目印もない建物に人が吸い込まれていく…と入ってみたら、
ライプツィヒ造形美術館でした。
カフェ
Manaf Halbouni ”Nowhere is Home”
ダマスカス出身、ドイツ在住の作家。欧州では本当に大きな問題になっているシリア難民問題。
当事者か否かに関わらず、このテーマについて訴える作品やイベント、展示は沢山あります。
この美術館がおもしろいのは、若手の現代作家から中世(14世紀)以降の作品までランダムに展示されているところ。
作品もどれも素晴らしくとても良かった。
写真をどこまで撮っていいのかわからずあまり撮れなかったのだけど、
地下でやっていたVIA LEWANDOWSKYの企画展がとっても良かった。
(↑はHPからお借りしました。)
音と電気のしかけを用いたインスタレーション。日本でも見たいなぁ。
ドイツの4月はまだ冬。寒いけど…ヘーゼルナッツのアイス€1。
…トイレと同じ値段。
なんか全然大したもの食べてないな…フィッシュアンドチップス。だってドイツ料理なら家で作れるんだもん。
ライプツィヒ名物 ライプツィガー・レアヒェ (Leipziger Lerche)
大きめとはいえ€2.5。ちょっと高いけど激ウマでした。おすすめ。
帰ります。
ライプツィヒ経由でベルリン⇔ミュンヘン間(約9時間)を走っている便でしたが、MEGABUSは車内が
狭く長距離はお勧めしません。帰りはぎゅうぎゅうで、2時間半でもちょっとつらかった。
ベルリン帰ってきた。
1泊2日の旅、2日とも朝から動けるならかなり回れる。もし有名どころを制覇したい!としても
2泊あればいけるんじゃないかな。音楽の街なのでコンサートやオペラも見れたらいいと思います!
良い旅でした。