滞在日:2024年6月15日~22日(途中 ヴルニャチカバーニャ&リバルスカバーニャ1日づつ)
セルビア国内旅 クルシェバツ後編
オスマントルコと戦ったセルビア候 ラザールの町
こんにちは!
引き続きクルシェバツ旅です。
14世紀、ラザール王子が治めていた頃の遺跡や教会、街のお散歩、食べたものなどを紹介します。
14世紀の要塞跡 とラザール教会
考古学公園 ラザレフ グラッド = ラザールの街
中心街から歩いて10~15分ほどのところにある遺跡公園。
14世紀、当時のセルビア公ラザールが本拠地にしていた(とされる)要塞市の跡地です。とても小さいですが、歴史ある教会とタワーの跡地などを見ることができます。
地図はこちら!大きくて気持ちよい公園になってます。
夜はライトアップされるらしいです。小さいですが迫力あります。
お堀のあと。
ラザリッツァ教会 / Crkva Lazarica / Lazarica Church – 1375-1378
ラザールの寄付で作られたと言われている古い教会。正式名称は 「Church of the Holy First Martyr Stephen」”最初の殉教者・聖ステファンの教会” 。写真は撮っていませんが、中もとてもきれいでした。
神社でいうところの「社務所」にあたる建物(たぶん)。司祭が住んでいる模様。
となりにキャンドルを建てる小屋と、キャンドルや製品、ブレスレットなどを打っているお土産(って呼んでいいのか)屋さんがあります。そこにいたスタッフのおじさま(Tシャツの、ごく普通の2メートルくらいあるおじさま)が丁寧に教会の歴史を説明してくれて、色々教えてくれました。
ここに全部書いてあるから!写真撮れ!と半ば強制的に写真をとることになった案内本。いや、普通に丁寧にありがとうございました。別れ際にとっても立派な「銀杏の葉」もくれました。嬉しいなぁ。
ちょうど日が暮れてきて、とってもきれいな姿になった教会。
敷地内すぐ近くに小さな美術館もあるので、昼間是非行ってみてね。
門もきれい。
不安に思ってる方が居るかもしれないので一応書きますが、治安はすこぶるいいです。夜に歩いても全然平気です。
昼間のラザール要塞公園と美術館
同じ公園に昼間も来てみました!暑すぎてやばい。
ラザール公はセルビア国を治めていましたが、西に責めて来たオスマン・トルコ軍と戦って敗れてしまいます(コソボの戦い 1389年)。 この時、敵方のムラト1世も殺されていますが、戦力で圧倒的だったトルコ軍に軍配があがりました。以降、オスマントルコ軍がわっさわっさとバルカン半島に押し寄せてしまい、東ローマ帝国(ビザンツ帝国)終焉の始まりになったと言われています。セルビア人なら誰もが知ってる、歴史的戦争の一つです。
(めっちゃ小さいけど)国立クルシェバツ美術館に来ました。
バルカンの美術館は基本 ”やってんのかやってないのかわからない” のが特徴ですが、勇気を出してドアをあけるとやってたりするので、頑張ってトライしてください笑 あと、バルカンの美術館は営業時間が長めの所も多くて、こちらは朝8時から夜20時までやってます。
もともと19世紀に初等教育機関として作られたネオルネッサンス建築の学校だそうです。
チケットはたしか 300din(400円ほど)で、市内2つの小さなギャラリーとの共通券です。
公園の整備工事をしてて、いろんな工具があっちこっち散らばってた。自由でよき。
いやぁ、自由だ。うん。自由。
自由がいちばん。
聖ジョージ教会
6月半ばなのに信じられないくらい暑い1週間でした。死ぬほど快晴だったのでがんばって歩いた様子をレポート★
↑はキッズ用の遊び場。チケットを買って入るタイプ。
たまたま立ち寄った聖ジョージ教会。とてもきれいでした。
誰が誰なのか言えるようになりたいなぁ。勉強せねば。
(おまけ)スクラッチくじと、街で会ったわんこたち
レトロな宝くじ売り場があったので、スクラッチくじをやってみました。
こういうのほとんど当たったことなくて、「真面目に働け」っていう星の下に生まれてます…。
夕暮れ…といっても日が長いので21時くらい
番犬わんわん
番犬わんわん2
おしりわんわん
ああああああああああ
ああああああああかわいい!!超かわいい!!かわいすぎる!!!
でも超臭い!!
離れててもわかるくらい臭い!!!!
本当は 前編・後編で終わらせようとしたものの、まだ「クルシェバツで食べたもの」をまとめられてなかった…次回に続きます。近くの町(Ribarska Banja / Vrnjačka Banja)の温泉もいったので、それも書こう。
引き続きお付き合いください!