インド･ニューデリーの旅１- セルビアからいざ出発！

滞在日：2023年3月1日〜4月3日(約1か月)

インド･ニューデリーの旅１ – セルビアからいざ出発！

ときは遡って、2022年12月。
セルビアでのビザ取得を終えた私は、早く次の旅がしたくてウズウズしていました。

(ﾊｧﾊｧ･･･)
そろそろ効き目が切れてきたぜ･･･
はやく･･･はやくブッ飛びてぇ･･･
そう･･･できるだけ強力なブツで･･･

(注：旅行の話です)

というわけでリサーチ開始。
４月か５月に日本に一度帰りたかったので、途中にあるトルコかタイかな〜なんて思っていたところ。。。

『インドで待ってるぜ。』

Twitterの慶應通信界隈で長らく交流のあったYさんからラブコールが！！

元来ヨーロッパにしか興味なかった身ですが、案内してくれる方がいるならインドもアリかも･･･。物価も高くないだろうし、オンラインで仕事しつつ空き時間に観光して、そのまま日本に行っちゃえばいいじゃない･･･。

ということで早速飛行機とってFLY！！

本日のもくじ

ベオグラード・二コラテスラ空港から出発！
いざニューデリー！ホテルに向かう！
ショッピングモールとインド料理！
さいごに

ベオグラード・二コラテスラ空港から出発！

2023年3月1日早朝
朝7:45の飛行機に乗る為、AM3時半(はやっ！)に予約していた乗り合いタクシーに乗りこみました。料金は2200ディナール(約2,600円 – 深夜早朝料金)。

私の住むノビサドからベオグラード空港へは車で1時間ちょい。本当はそんな早く行く必要はないのですが、普通のタクシーでいくと倍以上するのです。乗り合いだの場合は通常より時間がかかるし、好きな時間に来てもらえなかったりしますが安さには代えられない･･･。

早朝ということもあり検査場はガラガラ、出国審査も拍子抜けするほどアッサリしていたので、朝5時前には準備万端になってしまった…。出発まで3時間近くあるのでラウンジに飛び込み、コーヒーなどをいただく。食べ物がいろいろ置いてあったけど早朝すぎて胃が閉店状態。

現在、大拡張工事中のベオグラード空港。来るたびに変容していてどこがどこなのかわからない。こちらは新築のはずのトイレサイン･･･あれ？

航空券を買ったのは旅を決めた12月なんですが、安いチケット探すのにすごい苦労しました。というのもインドの後に日本に行きたかったので、単純な往復切符じゃダメだったのです。あちこちサイトを検索しまくった結果、エティハド航空の公式サイトで、他に出ていない格安料金を発見！！

往路：セルビア → インド
復路：日本 → セルビア

ややイレギュラーな往復券ですが、なんと750ユーロ(約11万円)！さらにインド→日本 の片道チケットをLCCで５万くらいで買って準備万端。

日程

1．３月１日　　ベオグラード → ニューデリー（エティハド航空）
乗り継ぎ2回、合計17時間
↓
2．４月３日　　ニューデリー → 東京（ベトジェット）
乗り継ぎ1回、ホーチミンでトランジット17時間合計28時間
↓
3．４月２６日　東京 → ベオグラード　(エティハド航空)
乗り継ぎ2回、アブダビでトランジット10時間＋アテネ経由合計30時間

※ちょっと記憶があいまいですが大体こんな感じ。安い便だけあって乗り継ぎがめちゃくちゃ多い。私は急いでないし節約したかったし、フライトの合間にしっかり休みたかったので問題なし。

合計2か月もの長旅です。
インドではのんびりワーケーションをして1カ月過ごし、日本では2週間遊びまくる算段。ああ…憧れのワーケーション。昨夏もボスニアでやりましたが、1カ月知らない土地で過ごせるなんて嬉しすぎる。スナフキンの血が騒ぐぜ…！

エティハド航空の機内。
ベオグラード → ウィーン → アブダビ → ニューデリーと17時間かけて移動。

アブダビ！
2016年にワーホリでベルリンに飛んだとき以来です。

アブダビのラウンジ。めっちゃ混んでたけどゆっくりできた。なお盛り付けについてのコメントはお控えください。あと中東系の空港はエアコンききすぎて寒いので上着必須！

飛行機に乗るたびにプリティーウーマン見ちゃうんだよね。大好きなのよね。
しかし備え付けのヘッドフォン、飛行機のエンジン音がうるさくてセリフが全然聞こえない。全部の映画に字幕つけてほしいわ…。

いざニューデリー！ホテルに向かう！

なんと…早朝だというのに、インドに誘ってくれたＹさんが空港まで迎えにきてくださったのです！しかも…運転手つきカーと！！

えっ…待って…

…運転手付きカーなんて、人生で一度も乗ったことないんですけど…。こんな謎のセルビアさすらい女がそんな待遇うけていいんですか…。

いいんですかぁぁぁぁぁぁ！！！
なんかすごいVIPになった気分です。

クラクションならしまくり＆交通ルール皆無のインド道路をすりぬけながら、エアコンの効いた快適すぎる運転手つきカーで宿まで送っていただいた私。
まるでVIP…。

ニューデリーは首都のはずなのに、街は全然きれいじゃありません。
一部の高級ビルの中はそりゃキレイだけど、一歩外を出ればそこら中で男性が立ちｼｮﾝしてるし、中央分離帯で人が寝てるし、信号で車が止まるといろんな物乞いや物売りが窓をたたいてくる。

なんとなく予想はしてたけど、すごい勢いで発展している国なのでもうちょっとキレイなんだと思ってました。この辺は今後のブログで書いていきますね。

さて宿につきました。
すかさずＹさんが写真を撮ってくださった。

あの…
いつも一人だから、こんな経験なかなかないです…。
ああVIP…。

運転手の方に、部屋までスーツケースを運んでいただいた私。
…ええ？私やはりVIPだったの…か…？

無事チェックインを終え、この小さな部屋(一泊2,800/若干カビ臭くて若干床が汚い)に入った私は思いました。

…こっちが私の身の丈だったわ…！！！！

貧乏旅と節約が大好きな私にぴったりの、なんとも「自分らしい」この部屋で、私は若干の安心感と憤りを覚えながらせっせと荷解きをしたのでした。

あっ
そういえば窓がある！！あけてみよう！！

窓、10㎝しか開かねぇ。
虫とか虫とか虫っぽいものとかなんかめっちゃ色々入ってくる。
当然のようにホコリめっちゃ入ってくる。(しかもドス黒い)
なんなら夜中になると汚い鳩と野良猫まで入ってきそうになる。
…なにより、外の道路が24時間うるさすぎて爆音大会がやべぇ…。

うーん、私らしい…！！！

あ、いやいや、宿には満足してますし、ここでの滞在はすごく楽しかったです。
個室なのに破格だし、バックアップ電源(停電が多いインドでは必須)あるし、ちゃんと警備員いるし、地下鉄の駅が近いし、予想外にインターネットが爆速だし、コスパは最高。インド内にいくつか系列ホステルがあるようなので、気になる方はサイトをチェックしてみてね。

宿の共有空間。
なんでかしらんけど滞在中しょっちゅう内装工事しててめちゃくちゃうるさかった。英語レッスンの仕事中、ドリルの音で生徒さんに何度も迷惑をかけてしまいましたが、みなさん「インドですもんね苦笑」と許してくれました。マジで感謝しかないです…。

ショッピングモールとインド料理！

さて、友人Ｙさんのご厚意でショッピングモールまで連れて行っていただくことになりました。ワクワク！空港でもそうだったけど、大きな施設に入るときは毎回荷物検査があることに衝撃。しかも全然雑で、荷物のX線だって全然見てなかったけど、私たちが外国人だから…？いやたぶんあんま関係ない。インド人はインド人の嗅覚で怪しい奴を見抜いているんでしょう…。