滞在日: 2022年7月23日〜25日

7月23日(金)のこと。
すったもんだのパリ2泊を終えた私は、コロナ前に日本で知り合った友人宅にお邪魔するためコンピエーニュ(Compiegne)に向かっていました。コンピエーニュまではパリから特急で40分ほどなのですが、たどりつくには突破しなければいけない大きな難関が・・・
それは・・・
Gare du Nord – パリ北駅!
・・・私の周りのパリ居住経験者、パリ旅行経験者が口を揃えて
「まじでスリしかいないから気をつけろ」
って言ってくるんです!!!
うち1人は実際に財布をスられ、ほか数人もスリ未遂に遭ったらしい・・・修羅の国、北駅・・・!!できればこの駅を使わずに最後まで過ごしたかったのですが、他に代替手段もなかったので、ブルブル震えながら地下鉄に乗りました・・・。
ショルダーバッグを腕にしっかりかかえ、バックパックは開けられないよう大きなカバーをかけ、カメラも携帯も極力取り出さず、周りを警戒しながらホームに向かう私・・・。
結果・・・
結構大丈夫だった!

いや、絶対油断しちゃだめですけど、フツーにしっかり気をつけてたらフツーです!夜は知らんけど!
つーわけで、コンピエーニュ編のはじまりはじまり〜!
はじめてのフランス2 やすらぎのコンピエーニュ

北駅の雰囲気。普通ににぎわってて、一見フランクフルト駅と変わらない感じ。
が!地下にあった有料トイレが大行列で入れず!反対側まで歩いた所にあるもう一箇所はなぜか封鎖されてて、泣く泣くそのまま乗車・・・。

ド観光客向けフォションカフェでマカロン食べました。おいしかった!

エアコンなしのうえ、まったく開けられない汚い窓がついたボロ車両に乗って40分、汗だくの私はなんとかコンピエーニュにつくことができました!!遅れなかっただけよしとしよう。

駅はこぢんまりとしていて、かなりゆったりした空気。パリの緊張がほぐれていきます。

友人夫婦(ふたりともフランス人!)が車で迎えに来てくれて、街の中心地につれてってくれました!!

イマイチ伝わらないかもですが・・・
雰囲気、めちゃ良い!!
ゆったり、のんびり、おだやかな空気が流れています。

市場でランチを調達。しきりに「何が食べたい?」と聞いてくれるのですが、まったくわからないのでおまかせしました。

生鮮品、野菜、果物、ジャムやはちみつなどの加工品、お惣菜・・・。どれもおいしそう。

新鮮卵!!いいなーいいなー。

お店を偵察しつつ、街の中心へ。

すてきな噴水

かわいい路地!

屋内市場もある

めちゃめちゃ色々あって全部欲しくなってしまうけど、まだまだ旅が続くので荷物を増やせないジレンマ・・・。てか、家ないし・・・。

カフェもたくさん。優雅。優雅よ・・・。

教会。

なんとこれ、ツーリストオフィスだそうです!

その前の広場にはちいさなカルーセル。

ああ・・・うまくつたわらないけど、このこぢんまり感がたまりません。

古い塔。100年戦争のときにこのあたりでジャンヌ・ダルクが捕まり、その後イギリスに引き渡され処刑されてしまったそうな・・・。

うーむ。

かわいらしいおうちと看板

オワーズ川!!名前は聞いたことあったけど、フランスだったのか・・・。

橋をわたる

きれい!!

川沿い、なにやらセレブマンション×セレブレストラン。

ひととおり歩いて、友人宅でマルシェご飯をいただきました。
これがもう・・・
激ウマ!!!
せっかくヨーロッパにいるのに全然外食せず、ひたすらスーパーで安い食材やお菓子をチマチマ食ってた私の胃がひっくりかえるレベルで美味しかったです。映ってないけど、バゲットも超、超、超おいしかった・・・。
★ここでお知らせ★
滞在させていただいた友人宅も、いただいた各種ご飯も本当に素晴らしかった・・・のですが、友人と過ごしている間はあまり写真をとっていないので、若干記録が飛び飛びになってます。ご了承ください。それにしても・・・
なにもかも申し訳ないほどタップリもてなしていただき・・・本当にお世話になりました!!

さて、少しだけ休憩して、近くのピアッフォンという町に連れてってもらいました。

ちなみに今日もめちゃ暑いです・・・!ひーひーいいながら丘を登る。

途中にアンティーク屋さん。ちょっと覗いてみたり。

トロリーバス!かわいい。

Château de Pierrefonds
– 14世紀末、この地にはもともと小さなお城が建ってましたが、フランス王チャールズ6世が弟のオルレアン公ルイ(Louis)に領土として与えて以降、本格的に建て替えられました。
– 17世紀初頭、時のルイ13世に対して貴族らが次々反乱運動を起こす中、当時の城主François-Annibal d’Estrées がつかまったことにより、屋根や城郭の一部が破壊されてしまいました。
– その後2世紀ものあいだ廃墟となっていましたが、1810年にナポレオン1世が格安購入。中世建築の魅力が詰まったお城の価値が瀑上がりしたそうです。
Wiki より。 間違ってたらゴメン。

かっこいい!初・フランスの城!

おおおおー

おおお

真ん中の丸い塔はユリウス・カエサル塔。2回にナポレオン3世の寝室、皇后ウジェーヌの寝室はその上にあったそうです。

かっこいいいい

晴れたり曇ったり。美しいフランスの景色!

もちろんお城の中にも入りたかったのですが・・・暑さと満腹とパリ疲れでヘロヘロだった私は勇気ある撤退を決意しました。ヘタレでごめん・・・。

城下町エリア!お土産やさんとか、酒場とか、カフェとか。

いろんなおしゃべりしながら歩くのがとっても楽しかった。

すぐ近くに湖があり、水が豊富。

水辺へ向かいます。

スワンボートもある!暑くて無理だけど!

素敵な町なのでカッフェでお茶でもしたいけど、3人ともお腹いっぱいだし、お茶もさんざん飲んだので散策だけにしました。

まだ全然明るいけど、夜!ご夫婦お気に入りの素敵なレストランにつれてってもらいました。初めての、フランスで食べる本格フレンチ・・・!!

ギャフン!

ギャギャギャフン!!!
・・・メイン料理の写真撮り忘れた・・・
けど、信じられないほど美味しかったです。言葉にできない・・・。
翌日。

菩薩のような友人が、職場の方を2人招いてラクレットパーティをひらいてくれました!!!!!
知ってる?ラクレットって、本当は冬に食べるものなんですよ・・・。それなのにわざわざ私のためにおいしいチーズを用意してくれて・・・うう・・・もう・・・涙で何も見えません・・・。

実は・・・ラクレットってどんな料理なのかサッパリわかってなかったんですが、鉄板でチーズをトローットロにしてポテトやパンと一緒に食べる料理でした。お好みでカリッカリに焼いてもOK。うますぎて泣いた。。。

特製つけあわせサラダ。語彙不足で何も言えなくなってますが、やはり激ウマでした・・・。ゲスト参加してくださったお二人もめちゃくちゃいい人で、カードゲームしたり、おしゃべりしたり、ずっと一人旅だった寂しさが一気に吹き飛びました。
はぁ・・・
もう私・・・
どうにかなってしまいそう・・・
もうひたすら感謝です・・・。
というわけで、2日目もあっという間に過ぎてしまいました。夢の国コンピエーニュ・・・。
というわけで今日はここまで!
3日目は月曜日だったので、二人と別れてコンピエーニュ再散策に行きましたよ。
次回をおたのしみに!!