アキトユウep アキノユウ e.p.

1. 
アキノユウ
2. twice
3. たびのとり
4. あしたはる (demo)
5. 5月の朝にベランダで (demo)

credit.

1. アキノユウ

話をしよう あなたのことをもっと知りたいわ
揺られて行こう かなたの駅 きれいな丘
足音させてまだ数えてる やっと会えたのに
嫌味な事をその口で言った9月のこと

もっと嫌われてからがいい いまは嫌われてる方がいい

はだしのジャンプ こわばる涼秋 しゃんとしてまだまだまだやめないで
ヒールを履いて 泣きながら吐いて 優しいだけなら 傍にいないでね

話をしよう さらけだしても みえないまま
見慣れた町を捨ててそのまま 逃げてゆくの?
かきならしたら 聞こえるかな 静寂の先まで
曖昧な事を この口で言った 秋の夜に

もっと嫌われてからがいい 今は嫌われてる方がいい きっと

またたくランプ こわれる郷愁 燐としてまだまだまだ見えないわ
ヒールを欠いて 泣きながら見せて 悲しいだけならなんでもないのに

ひこうき雲 ちらばる色 とりとめもない話を続けよう
身動きひとつとれなくなる らしさを探して迷っているだけ

はだしのジャンプ こわばる涼秋 しゃんとしてまだまだまだやめないで
ヒールを履いて泣きながら吐いて 優しいだけなら傍にいないでね

見上げる景色 こみ上げたジュール かみしめる最後に雨をふらせるの
いつもの朝も くらやみの夜も 正しいだけならここにこないでね


△top
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2. twice

きらめく夜空に光る星のひとつになりすましたイメージ
にぎやかな街にまぎれちゃえば嘘をついてみてもわからないさ

気持ちいい事知ってるよ 集まれば良いなみんなおいで
踏み込んだ話でひきつける 飽きたらしらないふりをしよう

すりぬけるアーチをなぞって 流れ着いた君を誘うよ

優しい都会に暮らしているの 華やぐ光は果てしなくほら
私を包むよ上手に隠すよ 夏らしい温度で眠る夜

未来の夜空に光る星に願いをかけるようなイメージ
にぎやかな街でいつもひとり ふいに面影おもいだしたよ

すりぬけるあらしのあとに流れ着いた君をさらうよ

優しい都会に暮らしているの 華やぐ光は果てしなくほら
私を包むよ上手に隠すよ 夏らしい温度で眠る夜

吸い込まれる土星の輪とユーフォリア 無重力の街空をかけめぐる
余計な事を忘れる為の常識 ビルの谷間を泳いで恋をしよう

優しい都会に暮らしているの 華やぐ光は果てしなくほら私を包むよ
君も飛ぼうよ 夏らしい温度で眠る夜


△top
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3. たびのとり

夢を見た 空を飛ぶ夢
真っ逆さま 落ちてゆく夢

誰かに会いにゆくのに空を飛ぶ飛ぶ
誰かに会いたいと ただ飛ぶ飛ぶ

生まれた場所も生まれた意味も 何も知らないまま僕は生きてる
悲しみも愛も記憶も知らない 教えてくれないか 僕が不幸だと言うなら

羽をやすめ いつか見た夢思い出す
あの日であった子供はどんな夢を見ているのだろう

人は傷つけ合う悲しい生き物さ 優しい目をした老人が笑ってた
互いを見下ろしてふれあおうとしない 教えてくれないか それが幸せですか

たかい高い丘に上ろう ひとつなぎの街が続いている
明るい空から陽がさして僕は自由になるんだ

生まれた場所も生まれた意味も 何も知らないまま僕は生きてる
悲しみも愛も記憶も知らない 教えてくれないか 僕が不幸だと言うなら


△top
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4. あしたはる (demo)

君が泣いたのは 無意味な時間に意味を探し
みつけられないから 寒さを言い訳に過ごした

君が泣いたのは 嘘が得意なあのこに出会い
自分にないものを思い知らされてしまうから

君が泣いたのは 不安で錆びた肺のスミまで
息が吸えないから 雪だるまは溶けていった

映画のフィルムがまわる からから幼い日々を映す
さよならとか ありがとうとか 無くさないで居てと願う

君が泣いたのは 自分のことすらも愛せないから
このまま毎日が過ぎてしまうのを恐れてる

手を伸ばす勇気がコップいっぱいになったなら
誰かの隙間にも水を分けてあげたいな

映画のフィルムがまわる がらがらの席の中に一人
思い出して 忘れないで 春を待つ君は私
雪が溶けてしずくになる

わらって 君のことを守るから もう泣かないで


△top
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5. 5月の朝にベランダで (demo)

今だから僕の昔話を きかせてあげるよ大好きな人
ちょっと驚くかもしれないけど 聞いておくれよ 僕の好きな人

何の取り柄もない僕がそこで 暮らしていたことは知ってるだろう
仕事もしないでお金も尽きて 何かを始める気力もなくし
水も止められてひからびていた 飼い猫にだって逃げられていた
ないものだらけの死にかけの日に 向かいの窓のマドンナに恋をした

きれいな眼をしてるから きれいな肌をしてるから
きらいじゃないよ 君なら僕を幸せにしてくれるはず

毎日毎晩毎朝 頭の中でマドンナが誘う
窮屈なこの部屋で僕たちは こわれそうなほど愛し合うのさ

彼女の全てが僕を きれいな肌も体も
ほしがるままくれてやる だからいつまでもぼくのもので居て

どうして僕とお話もしてくれないの? と問いかけたなら
「あなたのようなつまらない男と話す事はない」なんて

言うこの哀れなマドンナが 美しい愛を思い出すように
生まれ変わって僕に出会う事を祈って 彼女を殺しました

彼女の全てが僕を きれいな肌も体も
ほしがるままくれてやる だからいつまでもぼくのもので居て

今だから言える昔話を 信じてくれなくてもいいんだよ
僕が愛する君のためになら なんでもできると言いたいだけなんだ


△top
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rabuka
Gu&Vo&Composerゆめん
Ba.香葉村 多望
Key.松本 周大

<tr.1〜3>
Dr. 越川 慎介

<tr.4&5>
Key.エナ(ごにんぐみ)
Ba.宮城 マリオ
Gu.四谷 聡(Rain group)
Dr.dussan(tape me wonder)

Recording&Mix Engineer
板橋 聖志
平田 新菜

Special Support : 山口 貴規(COMA*)
G.Amp prepare : コースケ

Illustration : コバヤシ タク
Design : Lapin


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